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言葉は人をつくる
その音は、ただ、コトバという意味だけではない。
その人を表す、表現そのものだと、思う。
言葉は、まさに、人を表す。
僕は言葉づかいを、大切にしたいと思っている。
実際にとても気をつけていて
できるだけ丁寧で在りたいし
いつも相手のことをおもんばかって
一言ひとことの重みを感じながら
相手へのリスペクトと、言葉へのリスペクトを
常に心に、持っている。
「くどい」と、思われるかもしれない。
それくらいに考えてしまうのが、自分だ。
僕は、そういう表現者だ。
それくらいに、相手へ思い遣りを持っていたい。
言葉への愛情を持って生きていたい。
それは
言葉が誰かを救うことを知っているから。
言葉が誰かを傷つけることを知っているから。
言葉が誰かを哀しませることを知っているから。
言葉が誰かを喜ばせることを知っているから。
言葉が、言葉が、言葉が。
言葉で生まれた「嬉しい」
言葉で生まれた「楽しい」
言葉で生まれた「温かさ」
言葉で生まれた「優しさ」
哀しい言葉は、できるだけ、使いたくはない。
汚い言葉、キツい言葉、蔑む言葉
そういう言葉が、身近にも、世の中にも
言葉で哀しい想いをする人が、今日もどこかにいる。
今日、僕も、そういう言葉を聞いて
心が少し、擦り減ったような気持ちになって。
もちろん、人それぞれ、個性があって
それぞれの想いで、言葉を発しているのだろうけれど
それが本当に、誰かを哀しませないような言葉なのか
発する前に考えてほしいと、切に、願う。
ほんとうの一流は
どんな時も、相手が誰であろうと
ほんとうに物腰柔らかく、優しい言葉を、くれる。
こちらが恐縮してしまうくらいに
丁寧な言葉づかい、そして想いと、情熱。
言葉を大切にしていて
言葉への想いも強く
言葉から溢れる情熱もすごい
過去の大切な体験は、僕の「言葉」への軸になった。
明日も僕は、僕らは、言葉を発し、紡ぐ。
そのときに少しでも、その言葉が自分を表現している
自分そのものであることを意識すると
言葉を、より、大切にできるのではないか。
そんなことを、また思い、また考え、また言葉にし
僕は変わらずに、言葉を大切にする。