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徒然ではない図書館司書~世にも不思議な真実~

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約9年間の図書館臨時職員の自分の経験談を綴ります。「徒然」とは、何事も起こらないことを示していますが、起こっているので、その出来事をまるっとお届けします。まさに「本当にあった怖い…
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2021年4月の記事一覧

徒然ではない図書館司書~レファレンス編⑥ 「NHKで放送されてた本なんだ!」テレパシストは図書館にいないの巻~

徒然ではない図書館司書~レファレンス編⑥ 「NHKで放送されてた本なんだ!」テレパシストは図書館にいないの巻~

私の心に残るレファレンス、ベスト3…。とうとうラストのこれ、きたよ。

タイトルでわかるよね!

うん! 私はその放送知らないからわかんねーんだわ!!

せめてスマホで写真撮っておくとか。

メモるとか、あったんだよなあ。

レファレンスに来たのは中年の男性。

レファレンスとは、ほんとーーーに! 聞き取りから始まる。

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徒然ではない図書館司書~リクエスト本編~

徒然ではない図書館司書~リクエスト本編~

いわゆる、

図書館に「買って所蔵してください」という、市民からのリクエストのことだ。

ちょっと小難しいので、大きく二つに分けて説明する。

予約者がめちゃくちゃいて、本の貸出の予定が半年から一年先になる書籍。

見たいし読みたいけど自分で買うのは嫌だから図書館に買って欲しい。(無料で読めるし)

というのに、たぶんだが、大きく分かれると思う。

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徒然ではない図書館司書~館内はお静かに~

徒然ではない図書館司書~館内はお静かに~

なんという、当たり前のタイトル!

でもなあ、それ、守られないことのほうが多いのだ。

図書館のイメージって、きちんと消音というか、静かなイメージで、○○ヘルツ(図書館)みたいに比較表示で見たことあるんだけど、私が勤めていた図書館は市内で一番大きかったせいもあって、平日は子供連れのママたちの井戸端会議。休日は、まるでアスレチックに来たようなファミリーで館内はけっこう占められる。

嘘みたいだけど、

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徒然ではない図書館司書~嫌がらせに本を利用する人間たち~

徒然ではない図書館司書~嫌がらせに本を利用する人間たち~

ある日のことである、返却担当になった者は、来館者が少ないと棚整理もするのだが、児童フロアで私はソレを見つけてしまった。

児童フロアは、その名の通りなので、棚がやや低め、そして書籍は斜めの棚に陳列されている。そのため、上から日焼けしているかなどがはっきりわかる。

「……マジか」

私はソレを取り出す。

それは児童に人気のシリーズの一つの、本の一冊。

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徒然ではない図書館司書~レファレンス編 ⑦「これを解読できる本を!」それ、学芸員のほうが良くない?~

徒然ではない図書館司書~レファレンス編 ⑦「これを解読できる本を!」それ、学芸員のほうが良くない?~

基本的に毎日やって来る中年から初老の男性がいて、完全に窓口のメンバーは覚えちゃってるわけなんですけど、気づいてないよな…。わざと接触しないし。

そしてその日も、運悪くまたも難解なレファレンスが…。私にはこなかった!

穏やか…。なんて穏やかなの!

いつもこうならいいのに。

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徒然ではない図書館司書~来館者編⑦ 「欲しいのでこのページ破っていいですか?」

徒然ではない図書館司書~来館者編⑦ 「欲しいのでこのページ破っていいですか?」

常連の来館者には厄介な人と、特に目立たない人で大きく分かれていた。

その厄介なほうの人のうちの一人…。いつも車椅子の父親を連れた中年の男性の話をする。

この人にはことあるごとに困ったことを言われたが、これが最上だろう。

「この本の、このページの部分、欲しいので破っていいですか?」

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徒然ではない図書館司書~レファレンス編⑤ 「笑える本ありませんか?」更年期の女性の巻

徒然ではない図書館司書~レファレンス編⑤ 「笑える本ありませんか?」更年期の女性の巻

私の難題レファレンス、トップ3に入る案件。

そして、図書館を去る前にした、大きなレファレンスだった。

私は2度目の鬱が発症してから3年間、同僚に空気扱い…。いわゆるモラハラを受け続けた。そして、上司である地方公務員たちにはパワハラを受けていた。実は証拠がある。

その時の私は返却本を棚に戻す作業をしていた。

某図書館のバトルストーリーでは近未来な感じで描かれていて、ある意味、これはこれで別世

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徒然ではない図書館司書~2度目の鬱になった編~

徒然ではない図書館司書~2度目の鬱になった編~

当たり前のように、当たり前の生活を過ごすことはとても大変だ。

これは私が2度目の鬱になった時の出来事である。

図書館勤務の方、来館者の方、他人事ではありません。

女性には更年期がきます。その方も来館されます。その対応をしたこともあります。そのことはレファレンス編にて語ります。

どうぞ、顛末をその目でしかと見届けてください。

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徒然ではない図書館司書~来館者編⑥ 盗撮野郎、現れるの巻~

徒然ではない図書館司書~来館者編⑥ 盗撮野郎、現れるの巻~

図書館内で、書棚の本や雑誌を読んでるあなた~!

スマホで写真撮ったらアウトですよ~!!

え!? いいんじゃないの!?

とか思わないで。きちんと図書館の複写に関しての法令があるので! それ、盗撮に入ります! 完全に著作権侵害! アウトぉーっ!

なので、「借りて」帰りましょう。

自己責任でやるぶんにはどうぞどうぞ。それで捕まっても知りませんので、どうぞどうぞ。

とにかく、館内での無許可の撮

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徒然ではない図書館司書~来館者編⑤ ストーカー、ナンパ野郎現るの巻~

徒然ではない図書館司書~来館者編⑤ ストーカー、ナンパ野郎現るの巻~

えっ!? どゆこと??

ってなるよねタイトル。ええそう、ほんとわかりますわかりますよ。

でもね、実話です!

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徒然ではない図書館司書~来館者編④ 旦那さん行方不明の巻~

徒然ではない図書館司書~来館者編④ 旦那さん行方不明の巻~

なぜ、なのだ。

なんで閉館直前に来るんだ???

「うちの主人がいないんです!」……。

館内には人がいないのをチェックして、もはや玄関を閉じる直前であった。

駆け込んできた初老の女性は、常連客だ。そして、厄介というか、窓口の人間に絡み、同じ質問を他の人間にもするという常習犯…。

まさか覚えられてるとは思ってないのが不思議だ…。

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徒然ではない図書館司書~移動図書館編② 大型小学校返却の巻~

徒然ではない図書館司書~移動図書館編② 大型小学校返却の巻~

さて。移動図書館車に乗って目的の小学校が見えてくる。私はエプロンのポケットから軍手を取り出す。

移動図書館は雨の日と、冬がかなりきつい。

1号車が優先的に校内に入るため、わざわざ出待ちしてくれている先生や、移動図書館をサポートする役割の人が小学校にいたりする。

本当に稀で、正直、2つしか見たことがない。

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徒然ではない図書館司書~汚損、破損本の修理③ 水濡れ本の巻①全水没本~

徒然ではない図書館司書~汚損、破損本の修理③ 水濡れ本の巻①全水没本~

どこの図書館のホームページ…。国立国会図書館でさえ、そして修理の講演でさえない、私が独自に作り上げた、

濡れてしまった本の修理に関して記す。また、これは私が独自で考え、習得したものであるゆえ、第三者にこのことを無料で再配布や指示をするのは避けていただきたい。

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マジで本気ですごーく、大変だったので!

搾取しないでください。

病ん

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徒然ではない図書館司書~来館者編③ 目印をつける、の巻~

徒然ではない図書館司書~来館者編③ 目印をつける、の巻~

なんのこっちゃいって思いますよね、タイトル。

私もです!

いやー、図書館って、色んな方が利用されるわけなんだけども、なんていうかな…。

自分の家の本と勘違いしとる。

と、思うようなことをする人が、けっこう……いる。いやほんとに。

今回は、ちょうど複数の人間がおこなっていた案件について記す。

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