風呂で寝たまま有酸素運動。それが重炭酸温浴
私は昼間でも夜でも「疲れた」という感覚がありません。
重炭酸温浴をするようになってから、”疲れ”や”だるさ”を感じなくなったのです。
もともとからだが強かったわけではありません。
重炭酸温浴をする前は、ごく一般的に身体がだるい状態が多かったのです。
65歳までソフトボールをやっていて、運動して健康だと思っていましたが、疲れて身体がだるいということが良くありました。
もともとは身体も冷えていたし、下痢もしていましたが、今ではそれも治り、風邪も10年以上引いておらず、歯医者以外は病院に通っていません。
薬も一切飲んでいないです。
その秘訣はやはり、重炭酸入浴剤で30分ぐらいお風呂に入るのがポイントです。
私は朝と夜に30分以上ずつ重炭酸浴をしています。
15分以上を推奨していますが、おすすめは30分は入ることです。
それぐらいお湯に浸かっているとどうなるか。
血流が6倍ぐらいに上がるのです。
重炭酸温浴で一酸化窒素NO(エヌ・オー)が血管内皮に分泌し血流が上がるという論文が、NATUREの姉妹誌 Scientific Reports に掲載されました。
事実、中性重炭酸で体が温まる機序メカニズムは、このNOによる血流促進によるものです。
https://www.nature.com/articles/s41598-021-01285-4
軽い運動しないと血流は上がらないので、皆さんジョギング(有酸素運動)をするわけですが、
重炭酸浴を30分ぐらいしていると、心臓に負荷をかけること無く、末端の毛細血管を開いて血流を上げていくことができるのです。
しかも副交感神経にスイッチが入るので、その効果は森林浴と同じ。
風呂でものすごくリラクゼーションできて、しかも心臓に負荷をかけること無く有酸素運動ができる。
まさに『風呂で寝たまま有酸素運動』というわけです。
血流を上げていくと、普段から体温も上がってきます。
そうすると良い睡眠にも繋がってくるのですが…
次回はそのことについてお話しします。