いつの時代も現場がリアルなのは変わらない
さあかかって来い
新潟も新潟以外も
現地組もDAZN組も
J2もその他カテゴリーも
中心部もそうでないサポーターも
...とまあ不穏な空気から入ってやろうかと思いましたが、
めっっっっちゃ楽しかった...京都戦...。。。
見てよこのピッチの近さ...
「これさぁ、もうパワハラだと思うんだよね〜〜。」
いけないいけない、曹貴裁監督率いる京都との試合後にパワハラとか言ってしまった(←これが一番いけない)
「差別、暴力のない世界を!」(深い意味はありません)
とまあそんな話はさておき、京都との試合での主なトピックとしては
・御厨主審のジャッジはどうだったのか
・京都の対新潟対策はどうだったのか
・新潟側の客席の雰囲気はどうだったのか
・荻原にブーイングしたって本当?
・その他思いつく限り試合の雑感など
・最後に
ですかね。
夜中に頑張って書いてますんで、お手柔らかにどうぞ。
・御厨主審のジャッジはどうだったのか
これに関してはあまり審判批判になるような表現は避けていきつつ、
試合の入りでもう少し締まったジャッジをしてくれたらな、というのが感想です。
例えば京都のファールとなったシーンを挙げていくと、
・前半5分過ぎ、松田天馬の肘がヤンに入ったシーン
・前半7分過ぎ、川崎颯太が福田にアフター気味に刈ったシーン
・前半9分過ぎ、本多勇喜が小島の足を踏んでしまったシーン
・前半11分過ぎ、福岡慎平がヤンの足を払いに行くようなシーン
のあたりですかね...特に松田天馬の肘と、小島が足を踏まれたところは危なかった。
審判としても、試合の序盤にカードを出すというのは勇気がいりますしゲームバランスを崩しかねないですが、この試合に関してはその方が良かったのかなと。
もちろん僕が試合を見る以上新潟に肩入れしてしまいますが、極論を言えば新潟にカードが出るのと引き換えに締まったゲームになるのなら、長い目で見ればそれでも良かったのかなと思いました。
あとはとにかくプレースピードが新潟も京都も早く、ずっと主審の位置がプレーしている場所から気持ち遠かったのかなと思いました。
(あんな蒸し暑い中、お茶飲みながら見ていた人にこんなnote書かれたらたまったもんじゃないですよね。それは本当にごめんなさい。)
攻守が切り替わるタイミングでのファーストディフェンスもお互い強度が高く、その攻防のタイミングでよく御厨主審の笛が聞こえたイメージです。
元々ファールになりやすい局面ではありますし、何せボールが自分に向かって来ますからね...。
結局両チーム合わせて8枚のイエローが出ましたが、人が変わったかのように後半出しまくってましたね。
前半で上手くコントロールできなかったので、選手が熱くなってプレーが荒くなったところは大いにあると思います。8枚出ましたが、妥当なイエローが多かったように思います。
むしろレッドまで至らなくて良かったです。
・京都の対新潟対策はどうだったのか
詳しい戦術解説noteにする気はないので、もっと詳しい話が聞きたい方はNFPなどをご覧になってください。
あくまで僕が試合を見た感想ですが、
・奏哉のポジションを下げさせる意味もあって、左サイドからの攻撃を多用した。
・クロスはマイナス気味に入れるというのが周知されていた
(しかし何せ攻撃スピードが早いので、逆にマイナス側はカバーできており、オギの先制点のようにシンプルに打たれる方が嫌だった)
・CBにプレス、というよりは気持ち千葉ちゃんのところで止めようとする感じ
・瞬間瞬間の攻守の強度を上げる、疲れても5枚変えられるから最初から全力で行け
と感じました。
これは僕ももう少し勉強しておきます。
・新潟側の客席の雰囲気はどうだったのか
今回特殊だった条件が以下の2つ。
①直前に観客上限が5,000人→10,000人に変わり、追加販売があった。
②鳴り物が禁止されていた。
それによって、F.A.N.S.の皆さんが1Fの一番後ろに太鼓無しで陣取ることとなりました。
これがなかなか、手拍子での応援が揃わないこと。大苦戦しました。
京都のサポーターは何試合もこの状況でやっているから容易いのでしょうが、他のアウェイチームはどうしていたんでしょうか。気になります。
仮に前の席に陣取ったとしても、立っての応援も禁止されているので八方ふさがりです。
それでもなんとか抗って欲しかったですけどね。選手に気持ちを見せろと願うなら、ゴール裏も同様です。
・荻原にブーイングしたって本当?
これは聞こえたんで本当じゃないですか、としか言えません。
「オギにブーイングするなんて許せん」
「レンタルだった選手にブーイングして、選手に愛されるクラブになれると思っているのか」
「今は京都の選手なんだから拍手なんて生ぬるい」
「審判にイライラしたのもあるから、ブーイングしても仕方ない」
みたいな、Twitterでのお気持ち表明大会。
皆さん、口が達者でおますなあ。
ちょっと、自分もお気持ち表明していいっすか?
「そもそも声出し禁止なんだよ馬鹿野郎!!」
「はい終わりでーす!」(三四郎風に)
皆さん自分の家でやってみたらいいじゃないですか。手拍子の音とヤジの声とどっちの音がデカいのか。やらなくても分かりますけどね。
声の小さいフラメンコダンサーでもない限り、「手拍子の音<ヤジの声」のはずです。
他人事だと思ってるスワンでため息ばっかりついてるそこのおじさん!(これもド偏見)、あなたも大概ですよ。
・その他思いつく限り試合の雑感など
小島は良いところもそうでないところもあったかなと。小島&阿部の競争はまだまだ続きそうです。
バイスのシュートのビッグセーブはすごかったです。
チェックが厳しかったのもありますが、自分が蹴る段階で既に詰められて危ないシーンになっていたり、パスを出した先のDF陣がいきなり苦しい場面になっていたり、まだ伸びしろがあります。
後半に1回、京都のマークがズレてきた時に逃さずすかさずフリーの奏哉に渡していたのもすごく良かった。
千葉ちゃんは前半結構苦しく、バックパスを宮吉に入れ替わられた時は焦りましたが、きっちり試合の中で挽回してくれたと思います。
特に最後のウタカのプレーをスライディングで切ったところは泣きそうになりました。
敵ながらバイスとウタカが本当にすごい。バイスに何本パス切られたか分からないし、体を投げ出しての守備でのカバー範囲が広すぎる。皇居くらい広い。お金を取れるDFです。
ウタカも相手とのコンタクトが上手い。思ってないタイミングで体をぶつけてくるので、50:50のボールも多く収めることができる選手でした。
福田は完全復活してるどころか進化してる。怪我しないか心配でした...。
Twitterにも書きましたが、自分のプレーで味方のポジションを整えられる選手です。
星くんは1人が好きなのか、気付いたら左サイドでポツン。出し手とのコンビネーションも良くチャンスメイクできていました。
なぜそこに奏哉、なぜそこにゴメス。ウチの両SBは凄い...。言葉にならない。
至恩心配だなあ。最後歩いていましたがアドレナリンも出てるはずなので、ひどい怪我になってないことを願います。
ヤンのインサイドハーフはワクワクします。左右の動きが器用です。呼んでボールが来なかった時もありましたが、やはり4-3-3のオプションは脅威です。
・最後に
といったところで、最後にこのnoteの件名について話します。
去年の秋のフミタカさんのツイートからお借りしてきました。
現地観戦だった方でもしこのnoteのここまでたどり着いた方、どうでしょうか。僕の思っていることが皆さんと違うところが必ずあったかと思います。
同じ空間にいて、同じものを見てこの違いです。
そしてDAZN観戦していたTwitterの論客たち。どうでしょうか。
「論客たち」と言われて気分を害された方もいると思います。
でもそれは逆も然りです。現地に来ていないであろう人が、それぞれ枝葉をつけた意見が飛び交っていた。だからこのタイトルをつけました。
〜いつの時代も現場がリアルなのは変わらない〜
僕はこの言葉を、「現地で応援している人が偉い」と言っているわけではありません。
自分が置かれている状況を見つめ直し、自分にできることを考える。
せっかくなので、有意義な中断期間としましょう。
以上、自戒の念も込めて。