広い土地と緑と歩くからだ(新宿御苑 とうがらしクレープ編)

温室編に引き続き、新宿御苑で散歩です。

今日は久しぶりに化粧をしました。散歩目的なのでヒールにスカートとはいきませんが、たまには子どもから離れ外出するのもいいですね。

まだ寒い季節ですが意外と花も咲いていました。

一本、たわわに咲いた寒桜。

水仙に、

転々と咲いているのがかわいかった福寿草。

梅もぽつりぽつりと。

とはいえ他は枯れ木です。その中に花を見つけると心がぱあっと華やぎます。

梅の木は、木肌のガサガサした感じ、墨のような質感、震える手を天に突き伸ばしたような枝ぶりが好きです。

梅の木の写真は全然うまく撮れませんでした。

それでも、園内を歩くのはとても楽しい。
同意いただけるかわからないのですが、木々が重なり合って奥行きが感じられる空間が好きです。

普段東京の狭い家にこもっているからでしょうか。

新宿御苑はベンチも多く、体力に自信のない方や、誰かと話すのが目的の場合にも良いですね。

ところで休憩所に行くと必ず「とうがらしクレープ」を推しています。のぼりがあったり、看板が出ていたり。

桔梗信玄餅クレープの方が美味しそうだなぁと思ったのですが、好奇心に負けて買ってしまいました。
270円てちと高い。

クレープというよりアイスで、少しやわらかくなるのを待ってから食べます。
クレープ生地の中にバニラアイスとぎゅうひ的な部分と、とうがらしアイスが入っています。
全体的に甘く、時々ピリリ。
私が問題なく食べられるので、カレーで言ったら辛さ0です。

調べたところ、とうがらしは新宿の名産品。「内藤とうがらし」と言って、江戸時代に宿場町内藤新宿で盛んに作られ、そばの薬味として大人気だったそう。知らなかった。今また江戸東京野菜として復活し、クレープアイスになったりしてるそうです。

意外なことを知ったなぁ。

半日ひたすら歩いたので、すっきりしました。
細かいことは、歩くとどうでもよくなりますね。悩みがあればアイディアが浮かびそうです。

足ではなく、首と肩が痛くなったのは、この辺の筋力が落ちたからでしょうか。これも予想外。

もう少ししたら梅が、春には桜が綺麗でしょうね。また日々の生活に煮詰まったら、どこかの公園や庭園を歩こうと思います。

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