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【バリスタ&珈琲】知られざるミルク系コーヒー ~ミルク系コーヒー②~【知っ得note】

こんにちは。
夢を追いかけるKindle作家、兼
JBA認定バリスタライセンス持ちの【甲斐柱】です。
月・木曜日は「バリスタ&珈琲」テーマです。

「バリスタ&珈琲」テーマでは、週2回、
僕の経験も踏まえて、
「バリスタになることを目指している人」
「バリスタの淹れるコーヒーが好きな人」

に向けて、覚えておくべき基礎を

「バリスタ&珈琲 知っ得note」
として徒然に書いています。

前回は、意外と知られていない
「カフェオレ」と「カフェラテ」の違い
を説明しました。

しかし、実は他にも
ミルク系コーヒーはあるのです。

今回は、そんな
「知られざるミルク系コーヒー」
をご紹介します。

あなたはどれだけ知っていますか??

※前回「カフェオレとカフェラテの違い」はコチラ

1.しられざる「ミルク系コーヒー」

「バリスタになるためのロードマップ」から抜粋

前回、紹介した「カフェオレ」「カフェラテ」の他に
代表的なミルク系コーヒーには
「カプチーノ」「マッキャート」があります。

どちらも、
エスプレッソをベースに
温めたミルクと泡(フォームドミルク)を
加えるコーヒーです。


その違いを説明します。

2.カプチーノ とは

「カプチーノ」は、
エスプレッソに泡立てた
ミルクを加えたものです。

…ここまでの説明だと
「カフェラテ」と同じになります。

違いとしては、
カプチーノは泡立てたミルクの
「泡(フォームドミルク)」が
より多いものになります。


この「量」による違いは、かなり微妙で
カプチーノをつくったつもりが
カフェラテのようになっちゃった
というのも素人ではある話です。
(これは僕の感覚です。
 プロのバリスタさんは
 ちゃんと両者の違いを
 意識的に出していると思います)

どちらも泡立てたミルクを使うので
「ラテアート」も楽しめます。

しかし、カフェラテの方が
泡の量が少なくてよい分、
細かいラテアートが
作りやすい感覚です。

カプチーノにラテアートが
施されないお店もありますが
実はしっかりと木目の細かい
泡立てミルクを作れれば
「ハート」「リーフ」「チューリップ」
といった基本のラテアートは
カプチーノでも十分に可能です。

(僕が毎朝アップしているラテアートも
 カプチーノに施したものです)

3.マッキャート とは

「カフェラテ」「カプチーノ」は
まぁまぁメジャーだと思います。

しかし、実は、
エスプレッソのミルク系コーヒーには
もう一つ代表格があります。

それが「マッキャート」です。
(カフェ・マキアートと言うこともあるかも)

マッキャートは
エスプレッソカップ(小さいカップ)に
淹れたエスプレッソに
泡立てたミルクを加えたものです。


エスプレッソの比率が高くなるので
かなりコーヒーの味が前面に出てきます。


フォームドミルク(泡)も注ぐので
小さいながらも、簡単なラテアートは
施せます。(「ハート」とか)

これが、競技会などになると
小さいマッキャートにも
美しいラテアートを作ってきます。
プロですね。

4.エスプレッソのクオリティが大切

「カフェラテ」「カプチーノ」を
美味しく作るには、
ミルクが多く濃厚である分、
ベースとなるエスプレッソが十分に
濃厚にしっかりと味が凝縮されている
必要があります。


また、
「マッキャート」は
逆にミルクが少ない分、
よりストレートに
エスプレッソの味を感じます。


両者において、ミルクが入る分
味は全体的にまろやかにはなりますが
「コーヒー」としてとらえたときには
ベースのエスプレッソが重要

ということです。

ミルク系コーヒーを作る場合にも
一切の油断なくエスプレッソを
抽出しましょう。

👇バリスタライセンス獲得までの実体験記👇

この「バリスタへのロードマップ」では
冒頭に出した「ミルク系コーヒー」の違い
の完全版ともいえる図解も入れています。


今回のnoteと一緒に読むと
参考になると思います。

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