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体からのメッセージを知り、まいにちをもっと楽しく!/『おいしく食べて、体ととのう まいにちの栄養学』 あこ著
身体の不調は、体からのメッセージだと聞いたことがあります。でも、
「健康になりたい!」
「美しくなりたい!」
と思ってネットで情報収集しても、何が正解かわからない…
この本は、「こんな人にはこれがいいよ!」と
わかりやすく教えてくれました。
【今の自分にはどんな食べ物が必要なの?】
という疑問の正解に導いてくれる本だと思います。
「体質」は生まれ持ったもので簡単に変えられなくても、「体調」は食を選ぶ知識を持つことで、自分で変えられるのです。
この言葉に、とても勇気づけられました。
今回はこの本について書いていきます。
1.この本のポイント
・悩み別に4つのタイプに分かれている
ネットでの情報収集で疲れてしまう理由の一つに、人によって言っていることが違うという点が挙げられます。
なので、発信者がどんな人に向けて言っているのかを知る必要があります。でもなかなかそこまで考えられません…
また、人間の体には個体差があるので、皆んなが同じ方法でやっても結果が出る人と出ない人がいるのも事実。
この本では、不調のタイプを4つに分けて解説しているので、自分に当てはまるところを読めば良いのです。
・美味しそうなレシピが写真付きでたくさん載っている
すぐに真似できて、疲れている時でもこれなら作れそう!というレシピが載っています。
その中で私がよく真似するのは、【あおさ】を使ったレシピです。そのままごはんにかけたり、卵焼きに入れたりしています。
おやつに松の実を頂くことも増えました。
「ちゃんと栄養バランスを考えなきゃ!」という意識が緩まるので、自炊が楽しくなりました!
2.私の場合
・子育て中、自分の食事は後回しに...
私は胃腸が弱く少食で、食べたいのに食べられないのが悩みです。
更に初めての子育てに疲れ果て、毎日クタクタ。本書で紹介されている4つタイプ全てに当てはまりました。
そこでまずは基本に立ち返り、ごはん+お味噌汁+タンパク質のおかずを【よく噛んで食べること】を大切にすることにしました。
小さい子どもと一緒だと、ゆっくり食事するのは難しいですが、これなら今の自分でもできそうです。
変化を実感できるまで時間はかかるかもしれないけれど、毎日続けられる簡単なことをコツコツ積み重ねていこうと思いました。
・手作りふりかけを作ってみました!
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P.141の【手作りふりかけ】を作ってみました。
材料を炒って混ぜるだけなので、2分くらいで出来上がりました。とっても簡単!
お味はというと、えびのいい香りでごはんが進みます!!
冷凍保存もできるそうなので、常備しておきたいですね。
3.感想
「健康になる=ゴール」とするのではなく、健康的な食事はあくまでも「幸せな人生」の一部ということを、思い出させてもらいました。
この本には、悪者扱いされがちな小麦や乳製品などの上手な取り入れ方も書いてあります。
特定の食べ物を禁止しない、あこさんの優しさを感じます。
食を通して人生をより豊かにしてほしいというあこさんの思いが伝わってくる内容でした。
もっと自分の身体に優しくしてあげたいな。
いつでもサッと取り出せる場所に置いておきます。