理解啓発の意味
おはようございます。
今朝は、めちゃめちゃいい天気!
桜が散り始めたのは寂しい気もしますが、良く晴れた日は気持ちも晴れやかになりますね。
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▼理解啓発の必要性
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さて、今日は啓発について。
今回取り組んだ自閉症啓発デーに合わせて書いてるコラムですが、発達障害啓発週間の間は毎日コラム配信しています。
*ちなみに、今朝は佐元さんのコラム公開してます。
コラムを通して、ちょっとでも正しい理解が広がるのなら嬉しいですし、社会全体が自閉症に対してポジティブに捉えてもらえるような社会が理想ですから、やらないよりやったほうがいいかなぁと思ってやっています。
今日は、「啓発」について考えてみたいと思います。
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▼啓発の意味
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啓発は、なぜ必要なんでしょうか。
理由はシンプルで、「世の中の人が自閉症のことをよく知らないから」です。
仮に知っていたとしても正しく理解されていないこともありますから、「正しく理解してもらうこと」を広める啓発活動は大切なことだ思います。
僕らの仕事は、自閉症の人がハッピーになること(教科書的に言うとQOLの向上)が最大の使命です。
なので、理解ある環境で自閉症の人が自分らしく生きていけるよう、周囲環境や地域社会に働きかけていくことは僕らの大事な仕事の一つだと思っています。
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▼企業開拓も啓発活動
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前にも書きましたが、ESが電話かけして企業開拓してる取り組みは、100件電話して20件ぐらいはアポが取れて、そのうち4件ぐらいが見学や実習など話が前に進んでいく感じ。
電話かけしてからうまく進む確率は、4%といった感じみたいです。
でも、確率が全てではなくって、電話かけすることでJJの自己紹介を電話口でするわけですから、電話を取った企業の方は「発達障がい向けの就労支援事業所の存在」をまずは知ることになり、理解と言うか知ってもらうことは可能になります。
正しく理解してもらうには、まずは知ってもらうことが大切で、「自閉症」や「発達障がい」という言葉を知ってもらったり、「支援者」や「支援団体」「専門家」の存在を知ってもらい、そこから少しずつ興味を持ってもらい、企業なら自分たちの利点なんかも知ってもらい、お互いが少しずつ歩み寄れるようになれば理想なように思います。
ESの企業開拓の動きは、まさに理解啓発そのものであり、結果だけが全てではなくって電話かけや企業訪問のプロセスにもたくさんの大切な意味が含んでいると思っています。
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▼日々のプログラムも理解啓発のひとつ
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十三で取り組む美化活動や○○さんとのやりとり、高槻での○○の取り組みや○○さんでの取り組みなど、外に出る活動はプログラムとして運営しつつも接する周囲の人や環境に対して働きかけていることも少なからずあるように思い、理解啓発として取り組めていることも多いと思います。
集団でぞろぞろ出かけるよりも、小集団や個別的に動く方がこちらもやりやすいですし、利用者の方の参加しやすいペースで取り組むほうが無理なく進められるかと思います。
ESの動きだけでなく、日々の活動でも理解啓発を少しずつ進めていけると良いように思っています。
▼まとめると
・理解啓発は大切な取り組みである
・自閉症の人を取り巻く「人」や「環境」に働きかけること
・理解啓発は、まず知ってもらうことから始め、徐々に興味関心を持ってもらえるように
・日々のプログラムでも理解啓発の取り組みしていきたい
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それでは、本日もよろしくお願いいたします。