見出し画像

ハエトリソウ 実生 ② 0〜53日まで

振り返り

さて、前回は自分流のハエトリソウの蒔き方と管理について話していった。

条件を振り返ると…
・室内管理
・加湿なし、霧吹きもしない
・サーキュレーター24時間
・腰水
・光は窓際から少し離れたあたり
  ハオルチアが伸びない、焼けない位置なので、  
  半日陰か
(2024/09/23追記 日差しが思ったよりも強かったというのも朝は半日陰で、6000lxほどだが、日中は3〜4時間ほど3万lxになることがわかった。)
・元肥や肥料は与えていない

こんな感じだ。
特別な装置や工夫はしていないと思う。6/24に蒔いて、大体2ヶ月ほどを振り返ってみたいと思う。

記録

3日目(6/27)

なんか生えてる!聞いているよりだいぶ早いじゃん!と思っていたけど、これはただの混入していた謎の植物…
ホムセンで水苔に埋まっている子によく生えている長いやつだった。

17日目(7/11)

発芽(1/20個)
今度こそ発芽!
ちゃんと緑のものが黒い種から出ているのを確認した。言われていた1ヶ月よりは早い。
他の植物では良くあるが、1つ目の様子見役が発芽してから、周りの発芽が始まるパターンが多いため期待。

19日目(7/13)

発芽2/20個
近くにもう1つ発芽を確認
まだ種は取れてないが、単葉なのか双葉なのか気になるところ。
開いてから捕虫葉がいつ出てくるかなどわからないので楽しみ。

26日目(7/20)

発芽3/20個
黒い種の帽子が外れ双葉が顔を出した。🌱
どうやらハエトリソウは双子葉植物のようだ、
右側の子に捕虫葉になりそうな本葉が出てきそうに見える。

隅っこで1つ発芽、光の当たり具合が心配だ。

33日目(7/27)

発芽5/20個
発芽予定の1ヶ月が過ぎた。
発芽の数としてはまだわからない。
5つが早起きなだけかもしれない。

初めて発芽した子から初めての捕虫葉が出来た。
まだ開いていないため、歯は見えない。
次の葉も出てくる準備を始めており、経過は良好に見える。

53日目(8/15)

発芽5/20個
実生が軌道に乗っているため、写真と撮らない日が多かった。
そんなことも気にせず、ハエトリちゃんたちはスクスク育っており、着実に捕虫葉を増やしていっている。
今の所、斑入りや赤い子など特殊な個体は居なさそうだ。

現在残っているのはこの4株
今後ももしかしたら発芽してくる子がいるかもしれない。
端っこで発芽した子は双葉を展開する前に消えていってしまった…

今後の課題と展望

やはり1番の課題は冬越しである。
通常ハエトリソウは通年屋外で管理する。
それは冬も例外ではなく、寒さに当てて休眠状態にすることで、春以降の力を蓄えるようだ。
北海道などの寒冷地でも雪をかぶっても春には新しい葉っぱを出してくる様子が多くみられる。
耐寒性が高いのは調べてわかったが、実生1年未満の株はどうなのだろうか。
今の所、室内管理で様子を見てみることにしようと思っている。本当に情報が少な過ぎて困る。

大きくなるまで3〜5年かかると言われているので、しばらくこの鉢で過ごすことになると思う。水苔も1年に一度は取り替えるように書いている書籍やブログは多いが根を切ってしまうリスクがあるため、今年はそれもやらないつもりだ。

個人的にはお口も歯も赤い子が出るととても嬉しい。
また何かあったら記事にしたいと思う。
それでは、良い植物ライフを。

いいなと思ったら応援しよう!