【あいうえおセラピーから人の心の止まり木へ】〜長谷川由美子さん〜

2021年4月1日 07:46

先天性の難聴で耳が聞こえず、４歳まで発語がなかったという由美子さん。

下の弟が１歳半から話しているのに、おかしいと思ったお母さんが、当時は早期療育がない中で、「あいうえお表」を使って、文字から１音１音発語して教えてくれたそうです。

通常は、生活の中で周囲が話しかける事で自然に覚えますが、口の形や舌の位置を真似しても、聞こえないので、子音は視覚からの確認も出来ず、同じく発音出来なくて苦労したと言います。

それでも本を読んだり、字を書けるようになって普通の小学校に入学したのです。

今の補聴器は性能が良くて小さく、人の声だけを拾って、調整もできるそうですが、昔は、大きな機械を首からかけるので、雑音しか聞こえず、何を言っているのかわからなかったそうです。

例えば「タバコ」と「タマゴ」は口の形も同じで間違えやすいので、集中して人の顔の表情や口の動きや人が発する空気感を感じ、注意深く言葉を聞き分ける習慣をつけていったと言います。

五感で感じ分けるうちに、由美子さんは、人の口から出る言葉とその人の心の奥の言葉は、必ずしも一緒ではないと感じるようになり、人の心の動きにもとても敏感になりました。

それが生きずらさでもありましたが、自分を振り返って、自分は心の言霊が聞こえるんだと思い至り、言霊ヒーリング専門家”はすみちこ”として、ブログや音声を配信するようになりました。

日本語はとても意味が深く言葉に力があるので、美しい日本語を使うことで、心の扉が開くことがあるそうです。

ある時「あいうえお」の５０音マントラが浮かび、それを口ずさんだらじわーっと心が震えるような感じで、涙が出て心も体もあったかい感じに包まれた」とその時の感動を話してくれました。

体験会としてセラピーにしたら他の方も癒されると、ワークで始め、今は講座で広めています。

さらに曲をつけて、YouTubeで配信したところ、再生回数がうなぎのぼりに上がったとのこと。

それをクラウドファンディングで愛するお子さん、お孫さん、これから生まれてくる赤ちゃんにCDにして、プレゼントする企画が立ち上がっています。
https://lucky-s.net/yuumin/?page_id=715&preview=true

「これからどうありたいですか？」という質問に「人が挫折して、死を選ぼうとしている時に思い出して貰える存在、人の心の止まり木になりたい」との答えがとても印象的でした。

ぜひ、由美子さんと繋がって、「あいうえおセラピー」を、体験してみてください。
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