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群馬県特別支援教育研究会主催「特別支援学級の指導・支援のポイントと自立活動授業例・ICT活用例」セミナーレポート

特別支援学級での指導・支援でも、とくに一人ひとりのニーズに合わせた計画が必要となる「自立活動」。どんな教材がいいか、どんなサポートがあると、子どもたちの力を最大限に伸ばしてあげられるのか。日々、試行錯誤している先生も多いでしょう。群馬県特別支援教育研究会主催のセミナーでは、LITALICOの三村菜仁が登壇し、「自立活動」と「ICTの活用」に焦点をあてた講演を行いました。明日からの指導・支援に活用できる教材や手立ての具体例が豊富で、チャットでの情報交換も盛り上がったセミナーの模様をお届けします。

開催日時:令和5年1月31日
場所:オンライン
参加者:約50名

講師プロフィール
三村菜仁(みむら・なみ)
兵庫県出身。大学卒業後、LITALICOに入社し、発達障害のある子の学習塾「LITALICOジュニア」にて3年間にわたり2歳〜大学生までの指導を担当。幼稚園、小学校、中学校、特別支援学校で、子ども一人ひとりに合わせた教材や手立ての提案などのサポートも行う。また、2017年より横浜市での特別支援学級の支援員としても活動。小学校教諭一種免許状、特別支援学校一種免許状取得。


1. 自立活動とは?

自立活動とは、障害による困難さを軽減するために、通常の教科等の教育課程のみでは不十分な場合に、特別支援教育において設けられている指導領域です。「自立活動 6区分27項目」のリストは、特別支援学級の先生にとってはおなじみのものでしょう。

ただ、特別支援学級には指導書がない分、日々の教材準備や、授業の計画立案は、先生の負担も軽くないと思います。指導・支援のポイントは主に3つ。子どもたちに合わせた指導をすること、自信と成功体験を積むこと、そして「交流及び共同学習」を活用することです。それぞれについて、具体例を交えながら、先生方にとってヒントになることがお伝えできればと思います。

2. 【指導・支援のポイント①】指導・子どもたちに合わせた指導のための定期的なアセスメント(実態把握)

特別支援学級は、子どもが学校に合わせる場ではなく、学校が子どもに合わせる場です。毎年同じ年間計画ではなく、その年の子どもたちのカラーを見て、教育課程を柔軟に編成し、子どもに合わせた指導を行う必要があります。春になって新1年生が入ってくると、またガラリと色が変わる、ということもよくあります。新年度には、新たなメンバーに合わせながら計画を立てていくのが望ましいでしょう。

子どもたちに合わせた指導をするときに欠かせないのが、アセスメントです。アセスメントとは、子どもたちの実態を把握すること。LITALICOでも「LITALICO教育ソフト」というパッケージ製品の中で「まなびプラン」というアセスメントツールを提供しています。

「まなびプラン」では、「感覚・運動面」「学習面」「行動面」「スキルの習得状況」の4つのカテゴリ別にアセスメントを行うことができます。質問にチェックを入れると、結果がグラフなどで視覚的に表示されます。結果に基づいた計画作成、おすすめ教材の表示や、振り返りまで、一貫した指導支援ツールとなっています。

例えば、「感覚・運動面」のアセスメントでは、視覚や聴覚、触覚などの感覚に過敏や鈍麻がないかなどが分かります。冬でも半袖短パンの子どもの中には、「ニットのチクチクした肌触りがストレス」という触覚過敏の子や、「寒さをあまり感じないから半袖でいい」という感覚鈍麻の子が隠れている可能性もあります。
また、授業中に机にべたーっと突っ伏してしまったり、床に寝転がってしまったりする子の中には、姿勢保持が苦手で座っていられない、というケースもあります。甘えている、怠けていると誤解されがちですが、アセスメントがしっかりできると、子どもに合った声かけができるようになるでしょう。
先生が日頃の観察で「おそらくこういう特性がありそうだ」と感じていることも、根拠のあるアセスメントとして示されることで、より具体的な支援がしやすくなります。

LITALICO教育ソフトのほかにも、インターネット上には無料で使えるアセスメントツールが出ています。

□JSI-R
発達障害児を対象とした感覚統合検査の一つ。リストの項目をチェックしていくことで、感覚過敏や鈍麻について確認することができます。
http://jsi-assessment.info/jsi-r.html

□特別支援教育デザイン研究会 
学習面、行動面の項目ごとにチェックができる、無料アセスメントツールが提供されています。PDFをダウンロードし、印刷して使うことができます。
https://sn1.e-kokoro.ne.jp/about/kenkyukai.php

特性は、生まれ持っての特性で大人になっても変わらないものもあれば、成長につれて変わっていくものもあります。子どもの「いま」に合わせた指導をするために、アセスメントは定期的に行うことが大事です。年に一度は更新するとよいでしょう。また、担任の先生が変わるときには、アセスメント結果も引き継ぎ資料に入れておくのがおすすめです。先生が変わっても、切れ目なく子どもにマッチした授業を組み立てることができるでしょう。

自閉症・情緒障害学級での授業例

特別支援学級(知的障害*以外)の教育課程では、
・障害特性に応じた指導方法で教える
・可能な場合は、交流および共同学習として通常の学級で学ぶ
・どうしても学年相当の教科内容を学ぶことが難しい場合は、下学年の内容を学ぶ
と規定されています。

では、障害特性に応じた指導法とはどのようなものなのでしょうか。自閉症・情緒障害学級*の授業を例に、いくつか教材をご紹介します。

●感情のコントロール

これは、感情のコントロールが難しいお子さんにおすすめの教材で、自分の中にどんな感情があるのかを、客観的に捉えられるようにサポートするものです。
イライラが少し落ち着いたタイミングで「今はどのくらいの気持ちかな?」「きもちのおんどけいが5になるのは、どういうときなのかな?」といったことを先生といっしょに確認します。続けていくうちに、本人も「今はイライラしている」「落ち着いてきた」と自分の気持ちが分かるようになってきます。「イライラしてきたから、水を飲んでくるね」など、自分なりの対処法を見つけることにもつながります。
感情のコントロール法を学んでいくことは、子どもが将来、自立していくためにも大切です。

●クールダウンの方法
クールダウンの方法も十人十色です。指導する先生にレパートリーがたくさんあればあるほど、「これがダメならこの方法を試してみよう」と、子どもに合ったクールダウン法を探しやすくなります。
「深呼吸をする」「両手をぎゅっと握って10数える」「壁をぎゅーっと力いっぱい押す」「水を飲む」「ふわふわした触り心地のものを触る」など、一人ひとりにフィットする方法を見つけていきましょう。

●ほかの子とトラブルになったら?

子ども同士で言い合いになったり、友だちを叩いてしまったりといったトラブルが起きたときに使えるツールもあります。
口頭で注意されて、そのときは納得していても、またすぐに同じことを繰り返してしまう、ということも多いかもしれません。そんなときは、言葉だけでなく、視覚的にもどんな状況だったのかを振り返ることが有効です。文章にしたり、イラスト化したりして、子どもが客観的に当時の状況をイメージできるようにサポートしましょう。そのうえで、次に同じような状況になったらどうしたらいいか、いっしょに作戦会議をしてみましょう。
作戦会議の際には、先生が対策を教えるだけでなく、子ども自身が「どうしたらいいか」を考えることが重要です。子どもが自発的に対策を考えられるよう、先生はヒントを出したり、いくつかのアイデアから選択肢を提示したりして、考えをまとめる手助けをしていくのがよいでしょう。

状況を整理し、子どもが自分でできる手立てを考えるためのワークシートもあります。こうしたものを活用しながら、トラブルを子どもが成長できる機会に変えていけるといいですね。

●人の話を聞くのが苦手な子には?
自分の言いたいことだけマシンガンのように話して、先生や友だちの話には興味がない、という子もいます。会話のキャチボールが難しい、どうやって相手に質問をしたらいいのか、相手からの質問にどう答えていいのか分からない、といった困りごとを抱えています。
そうした子におすすめなのが、「きょうつう点探し」というゲームです。
新学期、クラス替えのタイミングで行うほか、普段の授業で取り入れるのもおすすめです。すでに仲良しの子ども同士でも、意外と家でどんな遊びをしているのか、どんなゲームが好きなのか、など知らないこともあるかもしれません。
ゲームを通して、他者への意識を持ち、会話の練習を積むことができます。

学習面でも、子どもの特性に合わせたツールを活用することで、子どもの苦手意識を払拭して、学習効果をあげることが期待できます。
例えば漢字の学習では、漢字のイメージをイラスト化して視覚的に覚える、「画数が多い漢字を書けたら勝ち」というゲーム要素を盛りこむ、オリジナルソングで覚える、など、特性に合わせて様々な手立てが考えられます。
「LITALICO教育ソフト」でもたくさんの教材を提供しています。
また、YouTubeでも、「聴覚優位の子におすすめの九九の歌」など、教材として使えるものがあります。
教材を一から作成するのは大変なので、世の中にあるものをうまく使いながら、子どもたちに合ったものにアレンジしていただければ、と思います。

知的障害学級での授業例

知的障害があり、学年相当の教科内容が難しい場合は、下学年の教科内容を勉強します。それも難しい場合は、特別支援学校の学習指導要領に示されている知的障害の教科を学習します。また、子どもの実態に合わせ、給食、掃除、可能な教科については、交流および共同学習を行う、と規定されています。
知的障害がある子は、教科ごとに学ぶことが難しい場合もあります。そうした場合は、教科ごとではなく、いくつかの教科や自立活動、道徳科、特別活動などを合わせた授業を行うこともできます。
例えば、ハンバーガーショップのメニュー表を見ながら、店員役、お客さん役に分かれて、注文のロールプレイングをする授業を考えてみましょう。ロールプレイングでは、「この商品が欲しい」と分かりやすく伝えるコミュニケーションスキル、「所持金に合わせてメニューを選ぶ」という算数スキル、「メニューの文字を読む」という国語の要素などを、同時に学ぶことができます。算数、国語、自立活動、特別活動を合わせた生活単元として、子どもも楽しみながら取り組むことができるでしょう。

授業づくりの3ステップ

授業づくりのファーストステップは、「個別の教育支援計画」「個別の指導計画」「年間計画」「単元の指導計画」の内容を確認することです。

こうした計画書類は個人情報にあたるため、作成後はロッカーに保管している学校も多いと思います。ただ、「作っておしまい」になってしまうのは、非常にもったいないことです。
計画を日々の授業の目標に紐づけ、個別の指導計画や年間計画といった大きな目標を踏まえて、本時の目標を設定することが大切です。これがステップ2となります。
もちろん、目標は一人ひとり違うはずです。先生のお話を理解できる子であれば、授業の最初に「今日の授業では、ここを頑張ろう!」と、子ども自身と目標を共有するのもおすすめです。そして、授業の終わりには「今日の頑張りポイントはできたかな?」と自己評価をしてもらうのもいいでしょう。先生だけでなく、子ども本人が意識を持ち、行動を変えていくことが大事です。
ステップ3では、本時の目標を達成するための活動を組み立て、必要な手立てを設定します。お子さんに合わせて、先生の声かけや視覚的な補助を取り入れていただけたらと思います。

3. 【指導・支援のポイント②】自信と成功体験を積む

子どもの成長を促したい思いから、「できないことをできるように」という指導に重心が置かれがちな面もあるかもしれません。ただ、隠れてはいても、子どもができていることもたくさんあるはずです。個別的な工夫によって、子どもの「できた!」を増やせれば、自信や成功体験をどんどん充電していくことができます。
9割のできないことではなく、1割のできていることに目を向け、褒める意識も大切です。

●できることに注目!
例えば、授業中、問題がまったく解けていない子がいたとします。プリントの解答欄が空欄だという点だけを見ると、「できていない」ということになります。しかし、視点を変えれば、できていることもたくさんあります。椅子に座って、先生の指示を理解し、問題に取り掛かっていることは、この子ができていることです。それをそのまま褒めることが、問題に取り組むモチベーションにもつながります。

●褒め方を工夫
本人がうれしいと思える関わりをするのも大事です。声かけのほか、ハイタッチ、できたらシールを貼る、プリントにコメントを記入するなど、様々な「褒め」の形があります。成長に応じて、どんな褒められ方をするとやる気が出るのかも、変わっていきます。子どもを観察しながら、その子に効果的な褒めスタイルを考えましょう。
褒めた後、子どもがうれしそうだったり、褒められたことをもう一度やろうとしたりしたら、それはその子にマッチした褒め方だった、という証拠です。子どもの行動や表情が、指導の方向が正しいかどうかを教えてくれます。

●挑戦できる環境設定
子どもが「できそうだな」と思えるレベルの課題に調整することも重要です。パッと見たときに「自分にはできない」と思ってしまうと、離席したり、机に突っ伏したりと、課題から逃げる行動につながってしまうこともあります。ちょっと頑張ればできそう、というレベルからスモールステップでチャレンジしていきましょう。はじめから最終目標の課題に取り組むより、簡単な課題をいくつもクリアしていくほうが、長い目で見ると成長が早い場合も少なくありません。
課題に取り組む際は、必ず「できた!」で終わるように手助けしましょう。子ども本人が課題を選んだり、自己決定したりできる場を設けることも大切です。

4. 【指導・支援のポイント③】交流および共同学習の活用

「支援級ではのびのび学べているが、通常の学級だと固まってしまう」というケースもよくあります。こうした様子が見られたら、支援級で行われているサポートを、通常の学級でもそのまま行うことを意識してみてください。先生によって対応が変わると、子どもは混乱してしまいます。支援級の先生から担任の先生へと連携をし、フォローできるとよいでしょう。

5. ICTツールの活用例

一人ひとりに合った教材の作成や、子どもの困り感の解消に、ICTツールは非常に有用です。おすすめのアプリやICT教材をご共有します。

LITALICOの無料アプリ「LITALICO FUN STUDIO」

https://app.litalico.com/jp.html
スマートフォンやタブレットで使用できるアプリ集です。無料アプリでありながら広告が入っていないため、自治体でも採用しやすいという声も届いています。よく使っていただいているアプリをいくつかご紹介します。

やることカード

子どもに合わせたオリジナルのスケジュール「やること表」を簡単に作ることができるアプリです。行う時間とやることが「時計」と「絵カード」で表示され、できたら横にある星マークをタップ! 星が黄色に変わり、全部クリアできたら海の生き物がゲットできる、というご褒美つきです。

□えこみゅ

音声つきの絵カードのアプリです。好きな写真と録音を組み合わせ、オリジナルカードを作ることも可能。意思表示に使ったり、語彙を増やすなどの言葉の学習にも使えます。英語、中国語、韓国語、スペイン語、ポルトガル語など複数言語に対応しています。

□ねずみタイマー

持ち時間と残り時間を、視覚的に分かりやすく表示するツールです。1分、3分、10分などの設定時間に合わせたりんごが並び、そのりんごをねずみが食べていくことで、あとどのくらい時間が残っているのかが分かります。

□にゃんタップ

「同じ」という概念の理解や、眼球運動のトレーニングにおすすめのツールです。画面に表示されたねこから、同じねこを選んでタップしていきます。板書が苦手な子の中には、黒板を見て、ノートに目を移すという眼球運動が難しいことに原因があるケースもあります。持ち物管理が苦手な子にも、眼球運動が不得手で、探しているものがすぐ近くにあるのに、目に入らない、ということも。ゲーム感覚で取り組めるツールで、トレーニングをしてみるのもおすすめです。

続いて、他社さまのアプリのご紹介です。

常用漢字筆順辞典

https://www.nowpro.co.jp/menu/products/iphone/hitsujyun/pc.html
漢字、ひらがな、カタカナを一画ずつ指でなぞり、筆順を確かめられるアプリです。書くことに苦手意識がある子におすすめ。電子黒板にミラーリングして、集団授業にも使えます。

縦式

https://apps.apple.com/jp/app/縦式-縦書き入力/id1415281201
作文を書く際に活躍するアプリ。iPhoneとiPadで使用できます。
原稿用紙に直接書くと、書き直しの消しゴムかけがストレスになる子もいます。文書作成アプリは横書きのものが多いですが、「縦式」はその名の通り、一文字ずつのマス目に縦書きができるのがポイント! 完成した作文はそのまま印刷するほか、画面を見ながら原稿用紙に清書をしてもよいでしょう。

e.Typist WordOCR

http://etypist.net/
画像の文字を電子テキストに変換できるアプリです。変換した文書はiPadの読み上げ機能で音声化できるので、読字が苦手な子におすすめです。教科書を撮影して、読み上げ機能で音声化するといった活用法も。

Kahoot!(カフート)

https://kahoot.com/ja/
4択問題や○×クイズが簡単に作成できるもので、通常学級の先生にも人気のアプリです。暗記系の学習教材作成や、単元・学期の振り返り問題づくりに使うのもおすすめです。

チャットでは、参加された先生方から、「にゃんタップを使ったことがある」「ほかにもこんなICTツールを使っている」など、実際に使ってよかったアプリも情報共有されました。
授業での具体的な声かけやサポート事例、様々な教材やツールが紹介され、明日からの指導へのヒントがたっぷりの2時間弱。忙しい中ご一緒してくださった先生方の熱意が感じられる、有意義なセミナーとなりました。

ICTを活用したモチベーション支援については、こちらの記事もおすすめです。
https://note.com/s_edu_litalico/n/n7b46f63e57b0

*注釈
(記事内の障害名表記について)
記事内では、一般的に使用される障害名・疾患名、または学級名として表記をしていますが、アメリカ精神医学会発刊の『DSM-5』(『精神疾患の診断・統計マニュアル』第5版)などをもとに、日本小児神経学会等では「障害」という表記ではなく「~症」と表記されるようになりました。現在の下記の表現になっています。
■自閉スペクトラム症
以前は自閉症、高機能自閉症、広汎性発達障害、アスペルガー症候群などのいろいろな名称で呼ばれていましたが、アメリカ精神医学会発刊の『DSM-5』(『精神疾患の診断・統計マニュアル』第5版)において自閉的特徴を持つ疾患が統合され、2022年(日本語版は2023年)発刊の『DSM-5-TR』では「自閉スペクトラム症」という診断名になりました。
■知的発達症
以前は知的障害の名称で呼ばれていましたが、現在は知的発達症と呼ばれるようになりました。論理的思考、問題解決、計画、抽象的思考、判断、などの知的能力の困難性、そのことによる生活面の適応困難によって特徴づけられます。
■ADHD(注意欠如多動症)
以前は「注意欠陥・多動性障害」という診断名でしたが、2022年(日本語版は2023年)発刊の『DSM-5-TR』では「注意欠如多動症」という診断名になりました。
■LD・SLD(限局性学習症)
学習障害は、2022年(日本語版は2023年)発刊の『DSM-5-TR』では「SLD(限局性学習症)」という診断名となりました。ただし、最新版DSM-5-TR以前の診断名である「LD(学習障害)」といわれることが多くあるため、ここでは「LD・SLD(限局性学習症)」と表記します。

<ご案内>
「LITALICO教育ソフト」では、「まなびプラン」というアセスメントツールを提供しています。お子さまの特性や困り、今後自立していくにあたって優先的に習得をおすすめするスキルを客観的に把握できます。さらに、お子さまの実態に合わせた指導方法・支援内容が提示されるため、個別最適な自立活動が行えます。

「LITALICO教育ソフト」について気になる方は下記問い合わせ先よりお問い合わせくださいませ。
TEL 050-3138-4614(平日9:30-17:30)Mail iep_sys4school@litalico.co.jp
HP https://s-edu-soft.litalico.jp/


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