安価で高性能なスマートロック「SESAMI5」を導入
自宅の鍵をスマートロックに変更しました。
家電はスマートスピーカーで制御していますが、スマートロックだけなかなかどれにするかが定まらず、ズルズルと先延ばしにしていました。「SESAMI
5」に決めていざ導入してみると快適すぎたので導入手順を記します。
「SESAMI5」とは
「SESAMI5」は一般家庭や企業向けにスマートロックやソフトウエアを提供するCANDY HOUSEという国産企業のフラッグシップモデル。創業者は台湾出身で日本在住の古哲明さんという方で、KickStarterでSESAMIを発表したところものすごい反響があり2ヶ月で1.4億円が集まり東京をベースに創業に至ったのだそうです。スマートロックというデバイスが商品ではあるのですが、それを制御するソフトウエアに重きを置いている印象で、数あるスマートロックの中でも、小さく軽量で時間も長持ちという特徴から現在圧倒的にシェアを伸ばしてるようです。
シンプルなデザインで操作性もよく。何よりデバイスが安価な上、月額料金がかからないというのは嬉しい限りです。
今回購入したのは「SESAMI5」を含む以下の3種の商品
SESAMI5 本体 × 2個(自宅の鍵は2つのため)
リモート
リモートnano × 2 (2人で使用するため1人1個)
まず上記の3種類をキャンディハウスの公式オンラインから購入。amazonでも購入できますが、公式オンラインでは1台当たり3,980円で販売しているのに対してamazonでは本体価格6,480円と2,500円もの差があります。なので購入は公式オンライン1択です。月額使用料なしで3,980円は本当良心的です。
我が家には鍵が2つ付いておいるため本体も2個購入。この鍵2つ分のスマートロックを購入する必要があるというのが、なかなか導入に至らなかった最大の理由だったのですが、3,980円なので本体2個に加え、「リモート」と「リモートnano」という付属商品も購入しました。
2日ほどで商品が届き、いざ装着しようと試しに本体とドアの鍵に合わせてみたのですが、なんと我が家の鍵はそのままでは対応しておらず、以下の特殊アダプターを買う必要がありました。また購入して2日ほど待つ必要があるのが煩わしいと思い、自分で3Dプリンターで作ろうとも思いましたが、2日で届くのでやはり待つ事に。こちらは1個約500円ほどで購入できます。3Dデータを販売してくれると嬉しいのですが、さすがにそれはないようです。
我が家の鍵はボタン押しながら回すタイプのサムターン型の鍵で、B5というタイプの特殊アダプターが必要でした。割とよくみるタイプのように思いますが、この形状は特殊アダプターが必要になります。
しかし我が家の鍵はこの特殊アダプターでもサイズが違うらしく、アダプターとサムターンロックの間に数ミリの隙間が空いてしまってました。なんかで埋めればなんとかなりそうと思い、今回購入したリモートnanoのパッケージがいい感じの厚紙だったので、こちらを切って使用する事に。
結果シンデレラフィットでした。
こういうのは身の回りのもので何とかなりそうです。
次に本体と特殊アダプターの装着ですが、まず本体に付いている高さと幅を調節するパーツがネジで固定されているので外します。B5特殊アダプターは幅を一番広く調節する必要があるので、広げた上で高さも一番高くし再度固定します。
しかし3段階のなかで一番広く調節しても隙間ができて余ります。自分の使い方の問題なのかもしれませんが、調べてみるとやはり隙間があるっぽくこのままでも問題なさそうなのですが、先ほどパッケージの余りをまた切り貼りして隙間を埋めました。
結果やはりぴったりでした。
公式の詳しい取り付け方は以下に掲載されています。
次に本体をドアに貼り付ける際に高さを調整する台座を取り付けます。
まず台座をドアに当てて本体が鍵にハマる箇所に合わせて、台座を本体に取り付けます。
そして粘着テープカバーを外しドアに30秒ほど強く押し当てたら完了です。
この時点で手動で鍵が回れば問題ありません。
そしてセサミアプリをios用、またはAndroid用でダウンロードし、本体とペアリングします。ペアリングが完了した後はアプリで開錠閉錠の位置角度を設定します。この部分も簡単ですが以下のサポートページに詳しく記載されています。
https://jp.candyhouse.co/apps/help-center#hc-cf5849b4
我が家の鍵のように本体2台を一括で開け閉めする際、アプリの場合はショートカットアプリを使用すると実現可能なようです。設定方法は以下から。自分はリモートを購入したので、それだと簡単に一括開閉が可能です。
https://jp.candyhouse.co/apps/help-center#hc-ios16
次に付属で購入したリモートとリモートnanoですが、要するにボタンで簡単に開け閉めができるというもの。こちらも1個980円と安価に販売されてます。
まずはカバーを外し、絶縁テープを剥がします。
本来これだけでアプリに認識されるようですが、うまくいかなかったので、内部のリセットボタンをsimカバーを開けるピンなどで押してあげると認識されました。
リモートnanoも同じようにカバーをスライドして外し、絶縁テープを剥がすことで認識されます。
これで設定完了です。
リモートはドアに貼り付けて、リモートnanoは持ち歩き用途です。
スムーズにいけば1時間もあれば設置できるのでスマートロックの導入を迷われてる方には「sesami5」がおすすめです。
オートロック機能やsiriを使用した開け閉めも可能です。