「ぼっとう&よはく」とは、なんなのだ?〜クラファンへの挑戦⑥
練馬区の江古田で「ぼっとう&よはく」というスペースを運営しているakkoです。「小さな声の居場所を作る」をスローガンにしています。
今日は、クラファンへの挑戦の補足的なnoteを書いてみようと思います。
今月末から「ぼっとう&よはく」の再起をかけてクラウドファンディングに挑戦します。
どんなクラファンなのかというと
2019年11月から始めた「ぼっとう&よはく」は、コロナと共に歩み続けてきました。
もっと上手にやれていたらよかったのだが、全てにおいて、全然上手くやれなくて、女性活躍とか女性起業といっても、上手にできる人ばかりではないのを痛感してしまいました。
それでも何とか、自分の想いを持って続けてきたこの「ぼっとう&よはく」について、どんな場所なのか、今後、どんな風にしていきたいのかを改めて書いてみます。
現在、ぼっとう&よはくの運営には、5つの柱があります。
1.子どもたちの居場所(子ども食堂含む)
これが一番、やっている中で大きなモチベーションになっています。
子どもたちの居場所と一言で言っても正直、むずかしい訳で。
これをここで語るととても長くなるので、また改めて詳しく、語りたいと
思います。
でも兎に角、学校が苦手な子どもたちの憩いの場になっています。
メインは、子ども食堂と子どもたち向けのイベントです。
もちろん、学校が苦手な子を持つ親の憩いの場にもなれていると思います。
長期休みに無料開放する曜日もあったり。
今後は、子ども達でサークルを立ち上げたいという意見も出ています。
応援したいし、見守っていきたい。
けれど、子どもたちの居場所では、収益があがりません。
ここでは、売り上げを求めては、いません。
他のところで何とかしなければいけないのです。
2.シェア本棚(現、一棚本屋)
これは、2年前から始めた試みで本棚の一棚ごとにオーナーさんがいて、
棚を貸し出しする仕組み。
現在は、本をメインに扱っていますが、今後は、雑貨やPRに使う事もOKの
一棚オーナーさんをやっていきたいと思っています。
今回は、ここを深掘りしていきたいと思います。
シェア本棚、最近、流行っているような気もしますが、「お金を払って本屋になってもそんなに売れないんでしょ?」と多くの方が聞いてきます。
そう、確かに本(古本だし)、そんなに売れません。
新刊の本屋さんだって、やっていくのが大変なご時世、なかなか難しいのが現実です。
「本が好き」という気持ちと「楽しそう」という気持ちから参加される方が多いと思います。
そんなシェア本棚ですが、「ぼっとう&よはく」の場合は、好きな事、興味のある事を介してのんびり雑談をする場としての楽しみ方がオススメです。
シェアハウス的というか。
シェアハウス、住んだ事がないのでイメージで語りますが、シェアハウスのリビングにいると何となく、お喋りしたりしますよね。
その場にいると雑談したり。
そのお店バージョンみたいなのが、「ぼっとう&よはく」シェア本棚かなぁと思います。
普通の店舗と違い、靴を脱いであがる。
リビングルームのような店内なので、自然に雑談が生まれやすいです。
お話しするのが苦手(お店番は、微妙)な方は、自分の好きな物、興味ある事を棚を介して紹介してください!
でも、雑談に飢えている!知り合いじゃないけど、楽しく話したい!みたいな方には、とても楽しい体験ができると思います。
もちろん、お客さんとして行っても、一棚オーナーになっても楽しめると思います。
裁縫が好き、手仕事が好きな人は、ちくちくカフェみたいな手仕事しながら、お店番もいいですし、映画について語りたい人は、テーマを決めてお客さんと語るもよし。積ん読を消化する会をしたり、お絵かきカフェとかも楽しそうです。ECサイトをやってる方が実店舗を持ってみるのも、良いと思います。
もちろん、本好きさんも今まで通り歓迎ですよ!
一棚オーナーになったら、自分の趣味、興味のある事を全開にしちゃってください!
それが、きっと楽しむコツだと思います。
一棚オーナーさんの親睦会ももっとやっていけたら、いいなぁと思っています。前回とても好評でした!
3.イベントスペースとしての「ぼっとう&よはく」
「ぼっとう&よはく」の主催のイベントを開催するというより、講座やワークショップをやりたい!と手をあげてくれる人が複数いると嬉しいです。
ここももう少し充実させて私設公民館のようにしていけたらなぁと思っています。今の一押しは、「子どもの権利条約読書会」。いつもとても学びがあるし、スリリングです。著者の方もフラットに参加してくれたり。
もっと色々なワークショップやイベントをやりたい人が増えると嬉しいです。
4.レンタルスペースとしての「ぼっとう&よはく」
夜の時間帯に帯で借りてくれる方がいたら、経営が安定するのですが、なかなか難しいのは、きっとコロナの影響!なのか。
オンラインの教室も増えてしまったし。
外部のスペースマーケットから借りる方もいるので、様々な用途で使われています。江古田での撮影の着替えや控え室とか、普通にみんなでワイワイ飲み会をしたりする方もいます。
5.リフレクソロジストと対話やハンドセラピー講座など(店主がビジネスとして提供できる事)
ここは、もっと強化していかなければいけない所なのですが、上の二つに必死で大事なビジネス要素をおざなりにしてきてしまいました。
立ち上げ当初の事業計画でもここをきちんと計画していたのに、力を注いでなかったです。大反省。
もっと、きちんと宣伝や告知をしていかなければと思っています。
リフレクソロジストとして通算1500人くらいの施術は、しているし、様々な年齢の方とお話してきました。対話や雑談についてももっとやっていきたい、やれる事もあるなぁと思っています。
とこんな感じの5つの柱で運営していく事になると思います。
(コワーキングは、今後、裏メニュー的になると思います)
*
大人にも居場所が必要(特に若者でなくなった人たちにも)
私が子ども達向けだけにしたくない理由は、やっぱり子どもだけではなく、
大人、特に若者でなくなった人たちにも居場所が必要だなぁと思っているからです。(自分を振り返り、自分を含め)
結婚して子どもがいても、一人の人間として子ども以外の繋がりも欲しい。
私自身、たまたま結婚して子どもがいるだけでもしかしたら、結婚してなかったかもしれない。
実際、20歳から19年間一人暮らしをしていました。
非正規で働いていたし、貯金も収入も少なくて、日々生活していくのがやっとでした。
一人暮らしで毎日、仕事と家の往復で仲良くしていた友達とは、段々疎遠になっていき、おひとりさまの行動がほとんどでした。
お金があれば、飲みに行ったり、習い事に行ったり、交流も増やす事ができたと思うけれど、緩やかに人と繋がれるお出かけする場所もそんなになかった。
図書館に行って、本を借りて読書したり漫画を読んだりしても十分楽しめるし、家で映画を観たりドラマを観たり、宅飲みしたりして休日は、あっという間に過ぎていくけれど、それだけでは、やっぱり少し寂しいなぁと思っていたものでした。
もしも、あの頃にシェア本棚があったら、きっと楽しめたんではないか?と思うのです。
そして、それが学校に居場所のない子ども達のためになるのだったら、尚、嬉しいなぁと。
月額3,300円は、安いとはいえない金額かもしれません。
ずっと続ける事は、難しいかもしれません。
それでもいいのです。
3ヶ月で一棚オーナーを辞めてしまったとしても、そのまま今度は、お客さんとして、「ぼっとう&よはく」に緩く繋がって、楽しそうなイベントがあれば参加したり、たまたま欲しい本が安く売っていたら、買ったり、可愛い雑貨があったら、買っていったりして、この場を楽しく緩い繋がりの場として使っていって頂ければ。
自分に余裕がある時は、一棚オーナーになったり、買い物したり、イベントに参加したり、寄付してくれたら嬉しいです。(カンパ箱が置いてあります)
余裕がない時は、しれっとお茶やお菓子を摘んで、雑談して帰っても良い、そんな自由なスペースでありたいです。
今後、もっと色々な方が参加し関わって下さったら、「まちの保健室」的な場にもなるかもしれないし、「まちのちくちくカフェ」みたいな場にもなるかもしれない。「まちの対話カフェ」もいい。「まちのアート教室」もいいと可能性は、無限大に広がります!!
皆さん、どうかクラファンへの挑戦を応援よろしくお願いします。
仲間になって、楽しくこの場を使い倒してください。
仲間にならなくても、この場に遊びにきてください。
そして、SNSで発信してください!「こんな場所あるんだって」と。
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1月29日(日)11時よりクラファンスタートします!!
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