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オーガンジーのエコバッグ

以前、雑貨屋さんにて後輩へのプレゼントを選んでいた時のこと。
オーガンジーでできた可愛らしい小さな手提げ袋が売っていた。
文字表記にすると「エコバッグ」、らしい。

せいぜい500mlのペットボトル3本、
重さの耐久は500gが限度だ、と言わんばかりの見た目をしていて、
か弱くとにかく可愛らしいものだった。

雑貨屋さんへは女友達2人と行った。

「これ、いつ使うんだろうね」
「可愛すぎるからインテリアなんじゃない?」
「これに野菜とか入れてたら二度見しちゃうよ」
「私恥ずかしくて使えないや」

私を含めこの人たちは口々に文句を言う。
だけど根底にある「かわいい」が覆らないような物言いだ。わかる。

…というの思い出したのも、
出先の駅でそのバッグを持った若い女の子に遭遇したからだ。
その子はごく普通の可愛らしい女の子で、
ただ
バッグだけあのオーガンジーだった。

なるほど、つまり。
やんややんや言っていた私たちの世代が最先端ではなくなったのか?
世代交代?

気づかなかった。。

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