読書感想文とマラソンが嫌いだったわけ(ポメラ日記11日目)
読書感想文とマラソンは、学生生活で、嫌いなものの二大巨頭だったのではないだろうか。
読書感想文といえば、夏休みの宿題の中でも自由研究に次ぐラスボス的存在で、夏休みの後半に泣く泣くやっつけていた。マラソンは、「一緒に走ろうね」と言いつつ先を行く同級生がの恨めしかった。先にゴールした同級生たちからの、惜しみない拍手が逆に恥ずかしい。(わたしのことなんかどうでもいいからみんな先に教室に戻っていてくれ)と思っていた。
ところが、読書感想文もマラソンも今は楽しい。学生時代は、嫌いなものの二大巨頭だったはずなのに。思い返せば、読書感想文とマラソンそのものが嫌いだったのではなく、授業の中でみんなと一緒にやらされるので、自分のタイミング、自分のペースでできないことが嫌だったのだ。さらに、やりたいと思っていないに、賞や順位で比べられるのがもっと嫌だったのだと気づいた。もともと一人遊びが好きで、みんなで一緒にやりなさいと言われると疲れるタイプなので、一人で完結できる読書感想文とマラソンが嫌いなはずがないのだ。
学生時代から得意だった・好きだったという人は、羨ましい限りだが、大人になってからハマっても楽しいものはあるはずだ。
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