読書メモ : 武器としての書く技術
渋谷のジュンク堂書店さんに初めて行きました。
ここめっちゃいい!!!
・ラインナップが豊富
・座れる場所がある
・陳列が独特
(技術本コーナーに唐突に落合陽一さんの新書が平積みされてたりする)
テクノロジ系コーナーをぷらぷらしていたら、このコーナーでは、あれ?って感じるイケダハヤトさんの本を発見。これが今のわたしには超絶良書だった。
[ 基本情報 ]
タイトル:武器としての書く技術
著者:イケダハヤト
出版社:KADOKAWA
出版:2013年6月
読了日:2019/01/13
2013年の良書を今更発見して読んだわけです。
今年のテーマを『出』とし、アウトプットをこれから強化していくぞ!!というタイミングのわたしにはぴったりだった。
[ 目次 ]
1章 文章が残念な人の10の特徴
2章 凡人の文章を最強の文章に変える10の魔法
3章 月40万字書き続けるぼくの12の秘密
4章 ここまで公開していいのか?書いて月50万稼ぐ方法
5章 書く技術はこんなに人生を豊かにする
話すように書く
話すことと書くことは違う、という意見もありますが、ぼくは話すように書くという意識で問題ないと思っています。実際に僕がブログを書くときも、目の前にいる読者に語るようにして文章を書いています。
(略)
なにもないところからいきなり読みやすく面白い文章を書き上げるのは至難の業です。それなりの経験がないと難しいでしょう。
ハードルが一気に下がっていくのを感じました。
「文の魂」が目の前に現れます。
を早く体験したい!!
誠実に語ろう
臆することなく言いたいことを言うというのは、自他に対する「誠実さ」を貫く生き方とも言えるでしょう。「こんなことを書いたら嫌われる.....」と恐れて公開ボタンを押すのを諦めたとき、ぼくは自分に対して誠実ではなくなります。自分を偽り、本当に言いたいことを言わずに周囲の顔色を伺いながら、生きて、死ぬということです。
ぐさっ
上手にアウトプットできるようになりたい。そのために多くの人に見てもらい共感されるようなものを書きたいと思って、下書きのままになっているものがあります。
間違ってました。その先の目的から早くも逸れるところでした。
イケダハヤト流 速読術
「知っている部分」は飛ばす
「わからない部分」は飛ばす
書籍の核心部分は全体の5%以下
「今の自分が読む価値がないない本」は世の中に大量にある
なるほど。
それこそ間違った誠実さでインプットを続けてきました。
わからない部分は、未熟さだと反省し調べたりしてました。
インプットに対してもハードルを下げてくれました。
総評
第一章の「文章が残念な人の10の特徴」では、残念な文章とイケハヤ流の文章を並べて書いてくれていてわかりやすい!!
あ〜やってる。やってる。
こう修正すればいいのか!! がわかりやすい。
「今の自分が読む価値がないない本」の逆で、まさしく今の自分が読むべき本でした。
今までも『伝わる文章』や『書ける文章術』的な本を読んでましたが、それらとは切り口や伝えようとしていることが全く違いました。
イケダハヤトさん やっぱりネ申!!
おすすめ度 ★★★★★