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我が家の愉快な記憶について


3連休最終日の昼に、NHK BSにて
映画《アウトブレイク》が放送されていました。


父上が教えてくれて気がつき。
でも気がつくのが遅くて、もうあと30分くらいしかなかったんだけど。笑


1995年の映画らしいんですが、当時さやこさん推定6歳か?就学前?
しかしながら、えらい懐かしい。
終盤30分でも覚えのあるシーン。


実はこの映画、父上がすごい気に入っていて
めちゃくちゃ見てたんですよ、一時期。
だからすごく覚えています。


いっつもいっつも見ていて
別の部屋に引っ込んでも見ていて
ある日、母上がわたしに「お父さんなんのテレビ見てるの?」と聞いてきて


改めて尋ねられると、当時タイトル知らなかったんですよね。いっつもいっつも見ていながら。
そして推定6歳のさやこさんはこう答えました。


「サルの病気」


そう、その日から、その瞬間から、
我が家で《アウトブレイク》という映画は
《サルの病気》で通ってしまいました。
そのとき、我が家の歴史は動いた。笑


この”サルの病気”という表現、両親にとにかくどハマりして、未だに母上は当時のエピソードを語るとき、体を震わせるタイプの爆笑をしながら話します。


正直そんなにか?と思うけど
さやこさん、幼少期からユーモアの頭角あらわしとるやん。将来有望やん。
それはそれで悪くない。


冒頭に戻りますが、父上はわたしにこう言ったのです。


「サルの病気がありよるよ」


“サルの病気”がなんの映画なのか
正式タイトルを知ることもないまま20数年。
わたしは30代になっており


コロナ禍の渦中において、《アウトブレイク》という映画が、単なるお話とは言い切れないような内容で話題になったとかならなかったとか…


で《アウトブレイク》は《アウトブレイク》として、そんな映画があるんやと把握はしていたんですが、


アウトブレイク=サルの病気とは繋がってなかった…!笑


点と点が線になった20数年目の真実。



そんな穏やかな我が家のいろいろが、ラスト30分に巡りました。
内容はさておき、この映画はある意味で我が家族を繋いでくれていたもののひとつなんですよね。


で、アウトブレイクの感想?
えーっと…愛しか勝たん。


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