統合失調症とB型事業所と喜ばれる存在
小林正観さんの『お金と仕事の宇宙構造』を少し読みました。
最近よく、「喜ばれる存在」になるということを私の周りで目にすることが多いです。(キクシェルのホームページや小林正観さんの本の中で)
私はどうしたら「喜ばれる存在」になるかを最近ずっと考えていました。
私が、統合失調症になったとき、自分のことで手一杯で、全く、このようなことは考えていなかったと思います。
就労継続支援B型事業所を利用しているときも、あまり考えていませんでした。工賃が低いだの、働かされるだのとブリブリ言っていたような気がします。
ですが、よく働いたときは支援員の方が「ありがとうね」と声をかけてくれました。それはとても嬉しいしやる気の出るものでした。その瞬間は「喜ばれる存在」になれたかなと思っています。
働くとは周りを楽にすることの意味ですから、誰かが楽になるとやはり喜ばれる。喜ばれることは誰かを楽にすることと似ているのかもしれません。
就労継続支援B型事業所では工賃も低いのでお金を使うことも少ないですが、自分を使うことはできます。
喜ばれるように自分を使うには、まず、B型事業所や仕事場で自分が喜ばれる存在になれるよう頑張ってみることなのかなと思います。
そうすると、工賃という形ではなく、支援者との信頼関係が築けて、社会復帰のためのよい情報が得られるという、お金を稼ぐ情報や自分の希望に添う情報を得やすくなる。それは、統合失調症として生きる上ではとてもありがたいものです。
お金という形かどうかはわからないですが、自分が喜ばれる存在になることで、自分にとって重要なものがえられるかもしれません。
皆さまにしあわせなことが湧き水のごとくあふれ出しますように
2024/10/21/21/40 キクシェル