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モチベーションは「ギャップ」を利用して高める

最近、やるべき最低限のこと(毎日のルーティン)はできていますが、+αのことに対するやる気が出てこないと思いました。

1年ほど前と比べるとモチベーションという意味では全然違います。

以前はやりたくないことは後回しにする傾向があったが、達成したい目標に対してすごい熱量で努力ができました。

現在は以前のような燃えるようなモチベーションはないが、やらなければいけないことを真っ先に取りかかれるようになりました。

どちらが良いという話ではありませんが、両方の良いところどりができればいいなと思い「モチベーションを高めるためにはどうすればいいのか?」を考えるキッカケになりました。

モチベーションを高める必要性

今まで→習慣化にはやる気は不要。スキル(仕組み)が重要だと思ってました。

確かに一理ある考え方です。

モチベーションに頼って習慣化していたら、初めのやる気が高い間は続けられるが、数週間〜数ヶ月経つ頃にはやる気が低下して続けられない。

しかし、習慣化(毎日のルーティン)+αをしようと思った時にスキル(仕組み)だけで続けていたら限界があると感じました。

モチベーションもある程度の高さで維持し続けることも必要だなと思いました。

モチベーション=血糖値

そしてふと、「モチベーションって血糖値に似ているな〜」と思いました。

「炭水化物」をとると、急激に血糖値(エネルギー)は上がるけど、上がった分急降下してしまう。

モチベーションも気合いで上げたものは、急激にやる気は出るが、長続きせず、行動が続かなかったときに自己嫌悪に陥ってしまう。

なので、「食事」でも「モチベーション」でも、短期的に急激に上がるような「炭水化物」や「気合い」というものはよくないなと思いました。

反対に、「脂質」は血糖値が下がりにくい反面、上がりにくいから、現状の私のような感じかなと思いました。

一番理想的なのが、「たんぱく質」です。

「脂質」よりも血糖値(エネルギー)が上昇しますし、「炭水化物」よりも血糖値が急降下しない分、エネルギーが長続きします。

これこそ理想的だなと思いました。

やる気の出し方 3種類

ここからは『神モチベーション』(星渉) を一部参考にさせていただきます。

やる気の出し方(モチベーションを高める方法)には3種類あるらしくて、

①ハイモチベーション

気合いで出すやる気。

無理矢理あげたモチベーションだから、その分ガクッと下がりやすく、長くは続かない。

「炭水化物を摂取した時の血糖値に似てるな〜」と思いました。

②アクティブモチベーション

動くと出てくるやる気。

事実、行動によって脳の側坐核が刺激され、やる気ホルモンである「ドーパミン」が放出される。

つまり、科学的に正しいやる気の出し方です。

行動のハードルを下げて、とりあえず行動することによってやる気を出すという方法があります。

しかし、どれだけハードルを下げても、意志力がある程度求められるため、万能とは言い難いです。

また、私の感覚では、めちゃくちゃモチベーションが上がるかと言えばそうでもないです。

今している行動のやる気が現状よりも少しアップするくらい。

「脂質を摂取した時の血糖値に似ているな〜」と思いました。

③ギャップモチベーション

理想と現実のギャップを埋めたい気持ちによるやる気。

現実と理想との間にギャップがあれば、私たちの意志力とは関係なく脳が勝手にやる気を出してくれる。

例えば、
10時に取引先と打ち合わせの約束があったとします。
自社から取引先までは歩いて15分。
今の時刻は9時50分。
取引先の担当者は時間に厳しいことで有名。

おそらくほとんどの人は、タクシーを捕まえるなどの選択肢を取ると思います。
そこにやる気は必要ありません。
歩きでは間に合わないかもという「現実」と、時間通りに間に合うという「理想」のギャップを埋めるために、急いでタクシーを捕まえるという行動を「自動的に」とると思います。

このやる気の有無とは関係なく、脳がギャップを埋めようと勝手に動いてしまうことを「ギャップモチベーション」といいます。

私もギャップモチベーションという言葉は知りませんでしたが、それを利用してモチベーションをぶち上げたことがあるので、めちゃくちゃ納得しました。

私は金融機関で営業をしていますが、投資信託などの預かり資産の獲得金額によって表彰されるという取り組みがありました。

そこで「支店で1位になって、全店で3位にはなりたい‼️」という目標がありました。

「入賞した時の自分の感情」や「それによって周りがどんな反応をするのか」まで詳細にイメージしました。

そうすると不思議なことに、仕事中はモチベーションが高い状態ですし、仕事以外の時間でも「獲得金額を伸ばすために何ができるのか?」をずーっと考えていました。

営業の本から、心理学、行動経済学、コピーライティング、マーケティングまでいろんな本を狂ったように読みました。

そこで学んだことを仕事で活用してみるというPDCAを1年くらい回し続けた結果、当初の目標通り、「支店1位」「全店3位」を達成できました。
※今思えば「全店1位」という目標してれば、もっと結果がよかったかも(笑)

そんなことから、この「ギャップモチベーション」はめちゃくちゃ活用できると身に沁みて体感しています。

ギャップモチベーションを操る鍵は「2種類の記憶」

では具体的にどうやってギャップモチベーションでやる気をコントロールするのかと言いますと、「記憶」を活用します。

ここで云う記憶とは「未来記憶」「過去記憶」です。

未来記憶とは・・強い感情と一緒にイメージした未来の出来事。

「こうなりたい!」「これを実現したい!」というイメージすると、脳が未来の記憶として保存してくれる。

過去記憶とは・・文字通り過去の記憶。

「獲得ランキングを本気で取り組んでいたときはめちゃくちゃ努力したな〜」という記憶があると「今もそれくらい努力しないと成果は残せないな」と思うようになり、過去の記憶と現状とのギャップで行動を起こす。

意識的に「未来記憶」を活用するのが、大事なのかなと思いました。

まとめ

●「モチベーション」と「血糖値」は似ている。

●「モチベーション」は「たんぱく質」を摂取した時の血糖値のように、長期的にやる気を高めることが大事。

●そのためには「ギャップモチベーション」を活用して脳に未来と現状のギャップを作る。

●ギャップを作るためには「明確な目標」「目標を達成した時の感情」「目標を達成した時の周りの反応」を詳細に何回もイメージする。


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