「仕事が早い」を考えてみた
おはようございます☀️
「仕事が早い人」って大抵は「仕事ができる人」だなと思ったので、自分のやっていることや意識していることを言語化してみようと思います。
WHY(なぜ仕事が早い方がいいのか?)
まず、仕事が早い方がいいか遅い方がいいかだと、もちろん「早い方がいい」というのは自明の事実だと思います。
問題は「早さ(スピード)」を追求すると、「質(クオリティ)」が犠牲になることも多少なりともあることです。
ある程度なら両立はできると思いますが、極論どちらかしか選べないのであればどうするか?
私は「早さ(スピード)」が大事だと思います。※特に若手
①→「質を常に高くする」というのは結構難しいと思います。人には得意・不得意があるから不得意な分野でも高品質のアウトプットを出すのは骨が折れると思います。
その点、「常に相手の期待よりも早く提出する」というのは、可能だと考えてます。
どうしても自分に時間がない場合でも、相手の期待値をコントロールすることによって、相手の期待より早く提出することができるからです。
つまり、「早さ」なら再現性があるし、低クオリティでも早めにフィードバックができ、改善を繰り返して、クオリティを高めることもできます。
②→若手や凡人は、ベテランや才能が有り余っている人のアウトプットを見て、「これは(まだ)真似できないな〜」と感じたことがあるのではないでしょうか?
かく言う私も、期待の若手凡人代表だと思っているので、仕事ができる人のアウトプットを見て自分との差に絶望することも少なくないです。
なので、レッドオーシャンな「質」で勝負に行くよりも、「早さ」で勝負する方がいいのではないかなと思います。
HOW(どのように早くするか?)
「仕事の早さ」を因数分解すると、
で成り立っていると思います。
それぞれで意識していることを共有します。
①判断を早くする
「優先順位を明確にしてルール化する」
難しく書いてますが、「目安を決めよう」という話です。
この目安を決めてなかったら、早さにもバラツキが出ますし、何より疲れてしまいます。
毎回、新しい仕事が来るたびに「いつ対応しようかな」と考えるくらいなら、「5分だけ着手する」と決めておくと、考えるより前に体が動くので、楽です。
自分の場合は「5分で終わる仕事」なら「最優先」で終わらせる。
「5分で終わらない仕事」なら、5分かけて「全体像の把握」「仕事をいくつかの作業に分解する」「いつ着手するか」を考える。
これだけでだいぶ初速は変わります。
②着手を早くする
基本的に①を徹底していれば、②も自然と早くなります。
しかし、ルール化していると言っても、人間のやることですから、「めんどくさい」という感情に負けて「先延ばし」にしてしまうことだってあります。
そんな時は、
「先延ばし」することの損失をイメージする。
同じ仕事を「今する場合」と「先延ばしした場合」の損失を洗い出してみると、大抵のことは「今した方がいいな」という結論になります。
日常生活なら、皿洗いするのが面倒だなと感じた時に、「今洗う」「明日の朝洗う」のだと、どちらの損失が大きいかと考えると、後で洗った場合には、「急に体調が悪くなって洗えなくなるリスク」「汚れがこびりついて落としにくくなる」など考えられるので、「今洗ってしまおう」と思えます。
論理的に考えることによって、論理が感情に先行して、先延ばしを防いでくれます。
③提出までを早くする
まずは「不完全でもいいから一旦終わらす。それを少しずつ改善していく」イメージです。
私は「アルファ版」と「ベータ版」をイメージしてます。
アルファ版・・「とりあえず動くようにはなったけど、完成には程遠いよ。」というバージョン。60%程度の進捗。
ベータ版・・「大体できたけど、まだ完璧ではないよ。」というバージョン。80%程度の進捗。
つまり、「アルファ版(60%)」→「ベータ版(80%)」→「完成品(100%)」の順で、「アルファ版」の段階で進捗報告や初回の提出をすることを意識しています。
完成品の段階で提出しても、軌道修正が必要なことも少なくないので、早めに軌道修正するためにアルファ版の段階で提出して反応を見ています。
とはいえ、私も完成品の段階で報告することもあるので、早めの軌道修正ができるように、「アルファ版」を提出しないといけないと思いました。