岩城博之

ブランディングコンサルタント。(株)流義 代表取締役。理念やブランディングに関する講演…

岩城博之

ブランディングコンサルタント。(株)流義 代表取締役。理念やブランディングに関する講演やセミナーは年間200回以上。企業様への理念構築ブランディングを行っている。また創業10年以上のリブランディング(ブランドの見直し)も得意としロゴ、ホームページの制作なども手がける

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ひとり会社でも熱狂的なファンが生まれるブランディング

ひとりの会社でも熱狂的なファンを生むブランディングはできます。順序さえ合っていれば必ず実現できます。 はじめまして、ブランディングコンサルタントの岩城博之(いわきひろゆき)と申します。株式会社ロジカルマネジメントの代表取締役をしております。 ブランディングは単なる規模の拡大でなく、熱狂的なファンが生まれることが大切だと考えています。それを実現するお手伝いをしております。 僕の仕事は2つ。 メイン事業は中小企業様をブランド化するお手伝いをしております。いわゆるコンサルタン

    • 今日だけを生きる

      毎週のように全国のいろんな場所で講演に呼んでいただいております。 経営者様向けの講演が多いため「目的(ビジョン)を持つことが何よりも大事です。遠くを見ましょう」といつも熱く申し上げているのですが、実は僕がいつも遠くを見ているかというと全くそんなことはありません。今日だけを見ています。 先を見ていないかというともちろん目的は明確ですし、そこから逆算をしています。 ちょっとややこしい話になるのですが、遠くばかりを意識するのではなく目の前のためだけに生きています。ですから今日の

      • 3という数字を意識する

        身の回りには『 3 』という数字が溢れています。 日本3大〇〇、石の上にも3年、三銃士、上中下、衣食住、じゃんけんなどなど。 おそらく2つではどちらかに偏ってしまったりバランスが悪くなる。4つ以上ではダブりが生まれもたついてしまう。3という数字には安定したバランスがあり、2から3になると強固となり、調和をとるためにもちょうどいい数字なんだと思います。 メニューから料理を選ぶときも松竹梅とあれば選ぶ楽しさがあります。真ん中の竹を選んでしまうのが日本人だそうです。僕も無難な

        • 自分に対しては理想を追求し、相手に対しては妥協する。そんな生き方が美しいと思う

          「理想」の反対は「妥協」だと僕は考えています。 まぁここまででいいや、みんなもそうだからまぁいいか。このような状態はすべて妥協だと思います。そんな気持ちで生きていては社会に高い価値を提供することはできないでしょうし、周りの成長の機会になんてなれません。 すなわち理想の反対は「現実」ではなく、すべて「妥協」です。 妥協していては素晴らしい価値を創造できませんから何事も妥協すべきではないというのが僕の考え方です。そんな想いで日々理想を追求しています。 しかしだからといって

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          哲学をもった人と一緒にいると人生が豊かになる

          哲学をもっている人は色々と深く考え抜いているので一緒にいると学ばせてもらうことが多くあります。 例えば評価も高く、素晴らしい住宅を建てる工務店さんはやはりひとつの哲学をもたれています。 単純に今流行っているからこれがおすすめですよ、といった提案は絶対にしません。目の前の方にとって何を大切にすべきか、20年後を見据えたときに今どうしてあげるべきか、どういう形にすることでお客様が想像する以上の人生を歩んでもらえるか、そういったことを深く真剣に考えられています。 「住宅はただ

          哲学をもった人と一緒にいると人生が豊かになる

          息子に自慢できること

          木材なら節がなく目の揃ったものがいいものだとされています。金属なら混ざり物のない純度の高いものが希少だとされます。 それに囚われて、人間もそのモノサシで測ろうとする。お金をたくさん持っている人がすごい人、多くのことができる人が正解です、と。 でも人間は誰かと比較して上か下かを測る必要なんて無くて、一人ひとりそれぞれに美しいものを必ずもっています。 自分の美しさを認めてあげる、誰かの美しさを大切にする。 キレイゴトのようですが、そういうことを大切にしている人を僕は尊敬し

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          大人の言うことなんて聞いたらいけない

          「大人の言うことなんてまともに聞いちゃダメだよ」 毎年大学生向けに何度か講義をさせていただく機会があります。その際にいつもこのメッセージを送っています。 僕も含めた大人たちは自分の経験値の中でしか答えを持っていない。自分が安定した人生で幸せを感じたからそれが正解だと言う人がいれば、安定を求めていたらつまらない人生になってしまったからとにかく挑戦しろと言う人もいます。 だから大人の言うことを鵜呑みにしてはいけません。僕のことも含めて。もちろん参考にはなるでしょうから、ひと

          大人の言うことなんて聞いたらいけない

          世界観だけが圧倒的な価値を生む

          あなただけの世界観をひと言でいうと何という言葉になりますか。約15文字くらいにするとしたらどのような表現になるでしょうか。 世界観とは3つから構成されていると僕は考えています。 それは『経験・理論・哲学』です。この3つがキチンと整理されており言葉と行動、身なり、立ち居振る舞いが一貫していることで独自の世界観が生まれます。 順番にご説明致します。 まずは経験値。どの業界や分野でも経験値はとても重要です。経験しなければ気付けないことがたくさんあります。勉強しながら色々と経

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          今の若者は答えを知りすぎている

          今の時代、手元のスマホで調べると何でも、すぐに答えがわかります。 僕が48歳ですが20歳の頃はもちろんスマホもなかったので今と比較すると情報量が圧倒的に少なかった時代です。何かの答えを知りたくてもどこでどのように調べたらいいのかすら分からない。 しかし今の若者たちはなんでも答えを知っています。信憑性や精度はともかくインターネット上に答えがたくさん落ちているのでそれらをキャッチすることに長けています。だからすごく物知りなんですね。 しかし人って見てしまったり知ってしまうと

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          綺麗なものは東京に、美しいものは田舎にある

          ぼくの地元は四国の愛媛県です。 毎月半分以上は東京で仕事しています。 愛知と間違えられることがあるため『四国の』と前置きする自己紹介がすっかり板についてきました。 都会と田舎を行ったり来たりしていると色々と見えてきます。 東京は何でも揃っているし洗練されています。東京には「すごいなぁ」と感心させられるものがたくさんあります。しかし感動するものにはほとんど出会えません。 感動は田舎にある 『感心』とはすごいと感じるもの。『感動』とは言葉で表現できないほどに心に響くこ

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          コミュニケーションのプロが大切にしていること

          あの人にはついつい色々としゃべってしまう、という経験はございませんか。 結論から申し上げるとそういう人には『承認と共感』がたくさんあるからです。 承認とは「あなたのことを認めています」ということですが、コミュニケーションの上手な人は常に承認してくれているので安心して色々としゃべってしまいます。 逆にこちらの意見を否定する人との会話はまったく弾まないはずです。それどころか会話したくなくなります。 まずは受け入れる、受け止めることが大切だということなのですね。 そして聴

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          すべてにおいて美しさを大切にする

          「美しさ」については大昔から世界中で議論され続けています。何が美しいのか、何を美しいとするのか。もちろん今も明確な答えは見つかっていません。こういった答えのないものやすぐに答えの出ないものほど大切だなあといつも思います。 しかし裏を返せばぼんやりしているからこそ、大切とわかっていても大切にできていないものともいえます。 だからこそですが、自分の中でひとつの答えを持つ必要があると考えています 自分の中でひとつの答えを持つ 例えば「美しさ」について。自分の中で何を美しいと

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          惹きつける魅力をもつ人の共通点

          憧れている俳優さんはいますか。 マンガや小説、映画の主人公に憧れたことはございませんか。 人が魅力を感じるマンガや小説の主人公には共通しているものがあります。 それは『哲学をもっている』ということです。 正義とは何か。正しさとは何か。美しさとは何か。 自分の中での『答え』をもっています。それを迷うことなく貫いています。あるいは、本当にそれで合っているのか悩みながら、葛藤しながら進んでいます。 「正義とはこうあるべきだ」と強く信念をもって進む、その迷いのない心に触れて

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          本当に大切なことは矛盾している

          人生で大切なことはたった二つだと考えています。 ・自分の軸からブレないこと ・常に自分を捨てて相手目線になること この二つさえちゃんとできていれば人生で起こるほとんどのことがスムーズになるはずです。 しかしこの時点で矛盾が生まれています。 自分をもつことと自分を捨てること。 どっちが大事なんですか、と聞かれても困ったことにどっちも大事なんですとしか答えられません。じゃあどっちに重点を置けばいいですかと聞かれてもどっちも同じくらい大事としか答えようがありません。 自

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          本当に大切なことはすべて効率が悪い

          タイパやコスパも大事ですし、効率を追求することはぼくも好きなのでいつも最適解を考えています。しかし不思議なことに、本当に大切なことほどタイパやコスパを追求することができないんですよね。 本当に大切なことはすごく手間ひまが必要ですし時間がかかります。少しづつ、ゆっくりでしか形になりません。 究極に効率の悪いアクション 先日、高3の息子が妻の手作り弁当を忘れて登校してしまいました。 学校近くのコンビニで何か買うだろうと妻は呆れ気味。学校まで届けるとなると渋滞している時間帯な

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          光り輝いてる人

          輝いている人は素敵です。 輝いている人とは、自分の素晴らしさや美しさを深く理解しており、それを大切にしている人のことだと思っています。『自分らしさ』を大切にしているとも言えるでしょうか。 そしてその『らしさ』も自分勝手なわがままなものではなく、周りにいい影響を与えている『らしさ』がぼくは素敵だなと感じます。 輝くための3つの条件 輝きとはこの3つが整っていることだとぼくは考えています。 ・自分らしさが分かっている ・らしさで輝いている ・そのらしさが誰かのためになっ

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