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思い込みってすごいって話

こんにちは。

タロウです。

今回のテーマは”思い込み”です。
自身の経験だけではなく、トップ選手の分析なども含めて書いていきます。一見ふざけているようで実はすごい効果があることばかりなので、是非最後まで読んでみてください。必ず真似できますよ。

ではいってみましょう!

トップ選手の口癖

幸運にもこれまで何度もトップ選手と一緒に練習させてもらった経験があるのですが、彼らに共通する口癖を発見しました。新しいメニューや難しいトレーニングなど、少し困難だと思える課題にぶち当たったときによく言う言葉なのですが何だと思いますか?

答えは

わかった! もうできるわ! これはよゆー!

などのポジティブな言葉です。

詳しく解説していきます。
これらの言葉を言うとき、彼らはその課題をクリアできていません。何なら全くできそうにないこともあります。ではなぜこんなことを言うのか?
それは”これから行うことは自分にとって解決可能である”と自己暗示をかけるためです。(僕がそう勝手に分析しています笑)

100m走で日本人が初めて9秒台を達成した後に続々と9秒台の選手が現れたように人は無意識のうちに思い込みに囚われています。
トップ選手というのはそういったマイナスに働く思い込みをなるべく少なくする術を無意識のうちに身につけているのではないでしょうか。

一見難しいことに挑戦するときに、『これは難しい、これはムリ』と考えていたら絶対に成功できません。彼らのようにはったりでもいいから自分にはできると思わせることは実はすごく重要です。

『俺は疲れない』

何年か前にNBAのラッセル・ウェストブルックがこれを発言して話題になったことがあります。当時の私は『何言ってんだ』って感じで気にも留めていませんでしたが練習量が明らかに増え出した半年くらい前から『あれ?ウェストブルック良いこと言ってたかも』と思うようになりました。

詳しく解説します。
練習量を増やし始めたとき、あまりにも練習量が多くて疲労困憊になることが多々ありました。しかし、ただ闇雲に量をこなしていただけでなく必要な練習を必要最低限行っていたつもりだったのでどうしてもこのスケジュールでこなしたいという気持ちがありました。(基本週3回のチーム練習以外自分でスケジューリングしています)そんなある日、練習のしすぎでランナーズハイのような状態になり、疲れを感じなくなった私は何を思ったのかこんなことを思いました。

『俺は疲れない』

そして後日、あの時の状態に入れればもっと練習できると考えた私は『逆にあの時思ったことを思えばいいんじゃね?』と思い、『俺は疲れない』と思い込むようにしたのです。本気で。

すると、明らかに練習中の疲れが軽減しました。ふざけているわけじゃなく本当の話です。人間ってすごいですね。笑

質の高い練習をすることはもちろん必要ですが、その先に行くにはそれらをどれだけこなせるかが重要になってきます。その練習量に耐えうるだけの身体が一流の資質なのかなと思っていた時期もあるのですが、こんな思い込みひとつでここまで変わることに驚きました。それからは『俺は疲れない』と思いこむようにしていますし、『疲れた』という言葉を極力吐かないようにしています。その甲斐あってか、今ではかなりの練習量をさらっとこなせるようになりました。

ちなみに後日談ですが、昔からめちゃめちゃ練習する某Bリーガーに疲れない理由を聞いたところ、

『何で疲れないか知ってます?疲れないって思ってるからですよ』

と真顔で言われました。

*注意
闇雲に練習量を増やすことは危険です。また、身体に異変があった場合はすぐに練習量を落とす、もしくは練習を中止しましょう。練習は計画的に。ただの根性論は嫌いです。🙅‍♂️🙅‍♂️🙅‍♂️

最後に

今回書いた”思い込み”の話はただの根性論ではありません。(2回目)
練習をより良いものにしていくための考え方における方法論です。
そして僕の経験上、トップに近づけば近づくほどこうした考え方をナチュラルに身につけている選手が多いと感じています。ということは、こうした考え方を身につければ逆にトップに近づくことができるのではないでしょうか?

未だに芽が出ずに悩んでいる選手たち、一緒にトップに近づきましょう!

ではまた次回!

(最後まで読んでいただきありがとうございました🙇‍♂️面白いと思っていただけた方は、スキ、いいね、リツイートお願いします🙇‍♂️)

📸by @ma76bball


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大友隆太郎
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