
1月の自薦短歌10首
「呪いたい人がいるんだ」 口をネに変えた 世界よ幸せであれ
駅が好き 未練の形したきみがすごい速さで離れてくから
「寒いね」と言いつつ肩を寄せてみる 死んだらきっと地獄行きだな
西に向かい東に向かい北に向かい南に向かいふりだしのまま
特別に教えてあげる あのハトもみかんも俺もお前なんだよ
そばすする音がしたから振り向いた 宇宙に人が吸い込まれてた
傷ついた心の流す血液が黒く固まり詩となるのです
出汁巻きを「出汁巻き卵」と略さずに言うからあなたと付き合っていた
サラダのね劇をね今度やるけどねいい役なんだむらさきキャベツ
心には屋根などなくてだからかな雨が降ったらずぶ濡れになる
今月から短歌を作り始めたんですが、題詠の際に作った候補や発表していないものも含めると190首くらい考えていたようでした。題詠だけじゃなく、新人賞応募用とかもこつこつ作るぞー!
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