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起業の種類・アイデア #4
皆様、こんにちは。
やっと4本目の投稿ですね。
自己紹介については別投稿をご確認いただけますと嬉しいです!
早く自分の得意としている営業戦力やマインドセットのことを記載したいのですが、順追ってお伝えしていきますね。
前回の投稿では、事業計画書の作成方法を説明させていただきました。
(僕は50ページほどになりました。笑)
この投稿の方が先な気がしますが、そこは触れずにいきましょう。笑
今回は、起業の種類とアイデアについて記載させていただきます。
事業計画書の作成方法やなんとなく自分のやりたいことを言語化することの大切さ、何を明らかにしていけば良いか、はわかったと思うのですが、それを実際に事業として公開及び展開するまでが難しいですよね。
起業するアイデアは、マーケティングやUI・UXからの観点も非常に大切になってくるので、そこの部分は別途お伝えできればと思います。
今回は、起業した人がどういう視点でどんな事業をどういう仕組みで考えたか、そういったフレームワークや考え方などを共有できればと思います。
では、いきましょう。
①起業する事業の考え方・アイデア
前回の投稿では、事業とはそもそも世の中の人や社会に対して「不」(不安、不満、不経済的など)に対して解決を与えるもので、今おこっている原因を把握をし、原因に対する解決策が、頭にないとダメ、という風にお伝えしました。
この不を作り出している原因を把握できるストラクチャーや考え方が頭の中にないと、ダメです。
原因がずれると解決策もずれる、イコールビジネスもずれることになります。
この原因は何が原因なのか、をしっかりと考えられるようになるべきです。
起業家の初の仕事は、課題の模索と解決策を見つけることなんです。
ここでは、ロジカルストラクチャー(物事の因果関係)を使います。
原因を要因と間違えている人が多いんです。
原因ではなく、要因に対して解決策を与えても意味がありません。
動画で理解しやすい事例があったので内容記載しておきます。
例:雨の日の交通事故での死者数は100人、晴れの日の交通事故は50人、原因は追突事故またはスリップではないか、と仮説する。
雨が原因で事故が増える→因果関係不成立
追突事故とスリップが原因で人が亡くなっている→因果関係不成立
なぜ不成立なのか、というと何が原因で亡くなっているかがわかっていない。
雨の日でも無くても追突事故は起こりますし、雪の日でもスリップの事故は起こります。
この因果関係を理解することが、ロジックツリー(細分化と逆算)と言われるもので物事を正しくわかりやすく整理する考え方になります。
それでは、これはどのように考えると原因がわかるのか。
結果・要因・原因の順に思考することで具体的な試作やゴールに移すことができます。
結果 事故
↓ーーーーーーーーーーーー↓
要因 追突 スリップ
↓ーーーー↓ ↓ーーーーーー↓
原因 視野 不注意 道濡凍 タイヤ
↓ ↓ ↓ ↓
施策 ①② ③④ ⑤⑥ ⑦⑧
①ワイパー確認
②視力検査
③速度を制限
④看板設置
⑤道路に粉を撒く
⑥高速道路封鎖
⑦溝の確認
⑧タイヤ法規制
このように要素分解して要素に対して原因を定義していき、原因に対して施策を打つ、要因に対して施策を打つことがダメということです。
まとめとしては、
思考の順番・伝える順番
解決したい不→不の構成要因→各要因の原因→各原因の解決策
と考えていきましょう。
ここまで考えることができたら事業計画書の作成に移りましょう。
https://note.com/ryunosuke1107/n/ndeb464f8348a
(逆転してしまっていてすいません。笑)
②起業の種類
起業には2つのパターンがあると言われております。
どっちが良い悪いとかでは無くて違いを理解して自分の考えた事業はどちらに近いのか、を認識しておくと今後の展開方法などに役に立つと思いますので、理解しておくことをお勧めします。
・スタートアップ
スタートアップとは、短期間で、イノベーションや新たなビジネスモデルの構築、新たな市場の開拓を目指す動き、または概念です。法人そのものを指すものではなく、「起業」や「新規事業の立ち上げ」という解釈が一般的です。
・スモールビジネス
常に顕在化された市場の中でより良いものを安く、適切なチャネルで刺さるようなプロモーションをしながらやっていく。
既に国民に必要とされていてビジネスとして成り立つことは検証されているサービスまたはビジネスモデルで、更により良いものを提案していくことがスモールビジネスです。
田所さんが2つの違いを7つの項目でわかりやすくまとめているのでご紹介します。
出典:田所雅之・著『起業の科学』
この二つに分類されるのですが、
成長方法・市場環境・スケール・関わるスタークホルダー・インセンティブ・対応可能市場・イノベーション手法が大きく違います。
日本では、この二つのモデルを大きく「ベンチャー」というくくりにしておりますが、中身はだいぶ違います。
イノベーションの手法の項目で記載してありますが、ここをピックアップしてみましょう。
・スタートアップ(破壊的イノベーション)
新たに確立された技術やビジネスモデルによって形成された既存市場の秩序を乱し、業界構造を劇的に変化させてしまうイノベーションを指す。
・スモールビジネス(持続的イノベーション)
自社の製品やサービス、およびそれを生み出す諸プロセスの性能を向上させるイノベーションを指す。
イノベーションの方法が大きく違うので、その他の項目も変わってきます。
スタートアップ、スモールビジネス、ベンチャーは目的や市場規模などにおいてそれぞれの特性があるので、正しく理解しておくことをお勧めします。
③最後に
起業の種類や事業アイデアの出し方についてご理解いただけましたでしょうか。
ここの二つの項目を知っているだけで大分、作成する事業計画書や今後の展開もスマートに考えられるかと思います。
正直、①の考え方だけでは、スモールビジネスの検討止まりでしょう。
スタートアップのビジネスをやりたい場合は、更なる課題感の落とし込みと解像度を上げて考える必要があります。
ユーザー自身も感じていない課題感なので私達が思いつくには限界があります。
例えば、AirbnbやUberなどのビジネスは今では普通に感じるかもしれませんが、当時はこんなビジネスが上手くいかない、とまで言われたくらいです。
自身で検討した事業を人に話して恥ずかしいかどうかでスタートアップかスタートアップではないかを判断しても良い、と言われるくらい難しいのです。
①の考え方は、基本的に人に納得してもらえるアイデアの出し方ですね。
スタートアップのアイデアを出してみたいという人は、「起業の科学」という上記の<スタートアップとスモールビジネスの違い>で写真を使わせていただいた本がオススメですので是非、購入して読んでみてください。
僕は、完全にスモールビジネスでスタートになりますが、
起業の科学を読んで実際、一つスタートアップのビジネスも思いついたので余裕ができたら挑戦したいと思いますが、その頃には誰かが手をつけているでしょう。笑
以上になります。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
フォロー・イイね、お待ちしております♪
では、次回もお楽しみに。