親がとあるフランチャイズ店のオーナーになった
親が流されるままにフランチャイズ店のオーナーになった時、言葉にできない不安感があったたつやです。
今回は、我が家の一つの転機となった、母親がフランチャイズ店のオーナーに祀り上げられた話をしようと思います。
我が家は母子家庭で、幼少期に父親からのDVから逃れるために離婚、父親の借金を背負って苦しい生活をしてきました。
そんな我が家、僕が社会に出て仕事をするようになってから借金も返せるようになったんですが、そこで転機が訪れました。
そう、当時母親がアルバイトで勤めていたお店から、「店長(オーナー)にならないか」と打診があったんです。
母親は最初断りました。
でも、一緒に働く他のバイトのメンバーの仕事がなくなってしまうことなどを考えて、了承しちゃったんですよね。
責任感は高い母親なので、その点を上手く利用された感があったんですよ。。。
まぁ、後から考えればそうかもしれないってレベルですけど。
母親も、やるからには頑張っていたんですが、所詮は素人。
マーケティングも分からなければ、店内の導線設計とか、仕入れの話とか、なにもかも分からない。
(そんな人が、行き当たりばったりでオーナーになるなよって話ではありますけどね、笑)
僕もお店を手伝ったり、お金関係のことをデータ化したり、手伝えることは手伝っていたんです。
人生何があるかわかりませんよね。
ごくごく普通のアルバイターだった母親が、突然店長になってお店のやりくりをしないといけなくなる。
仕事の内容も、責任も、なにもかもが変わったんです。
みなさんは、突然「明日から店長になってくれ」って言われたら、どう感じますか?
責任に押しつぶされる人。
チャンスだと胸を躍らせる人。
自分の夢と比べて冷静に考える人。
色々あると思います。
どれも正解。
結局、やりたいと思ったらやればいいし、やりたくないと思ったらやらなければいいんです。
でも、うちの母親は『やらないといけない』という謎の使命感で選んでしまいました。
自分の気持ちじゃなくて、状況に流されての決断。
良くなかったのはその1点だけだと僕は思ってます。
知識が無くてもやりたいという気持ちがあれば勉強しますからね。
使命感だけで成功するのはなかなか難しいものです。
うちの母親が健闘したけど、結局ダメだった話は、また別記事でお話しますね。
ということで、本日のまとめです。
人生の転機は、いつどこで訪れるか分かりません。
その時に大事になってくるのは、自分の気持ちです。
やるべきかどうか、ではありません。
やりたいかどうか、で決めることが大事です。
その場の流れで決めたことや、なんとなく成り行きで決めたことは後悔しやすいです。
それは、そこに自分の気持ちが反映されにくいからだと僕は思ってます。
自分が本当にそれをやりたいかどうか。
この部分をクリアできていれば、たとえ失敗しても後悔は少ないんですよね。
やりたいことは、頑張れる、勉強できる。
なにより、やりたいことにチャレンジしている人は輝いているものです。
幸せのかたちは人それぞれですが、結果よりも過程に幸せを感じる要素はたくさんあると思うので、しっかり自分のやりたいことをやって幸せを感じていきたいですね。
今回は、僕の母親がフランチャイズ店のオーナーになった話から、自分の気持ちの大切さについてお話させていただきました。
ご拝読いただき、ありがとうございました。
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