リーダーの本質とその偉大さ
頼れるリーダーがいないと、人の集まりは煩わしいだけになると感じているたつやです。
今回は、今までに出会った最高のリーダー資質を持った人の話をしようと思います。
その人は、一目見た時から他の人とは違いました。
なんていうか、すごくエネルギッシュで、情熱的で、『自分のビジョン』をしっかり持ってる人だったんです。
でも、それがリーダー資質かというと、そうではないですよね。
この人が一番すごかったのは、人を率いる力だったんですよ。
誰よりも周りを見ていて、大勢の部下の一人一人をきちんと見ていると感じれるくらい、みんなのことを見ていました。
〇〇さん、今日は体調悪そうだけど大丈夫?
△△さん、日焼けしてるけど海でも行ってきた?
□□さん、あの仕事難しくない?俺詳しいからなんでも聞いてよ!
そんな感じに、いつも周りをしっかり把握していて、その変化には必ず声をかける、そんな人でした。
もちろん、仕事もバリバリできる人だったので、単純にかっこいい人だなって思っていたんです。
けっこう仕事の無茶ぶりもしてくる人だったんですが、絶対できない仕事は振ってこないんです。
ちょっと難しそうかも、誰かの手を借りたら進められそう、みたいなギリギリのラインを攻めてくるんです(笑)
それを嫌がる人も多くいたのは事実なんですが、それってめちゃくちゃ凄いことだと思うんですよね。
だって、その人の力量を正しく把握していないとできないことだし、その人ならこれくらいなら乗り越えてくれるかなっていう未来予測も入ってるんです。
もちろん、それで乗り越えられなくても怒ったりはしません。
できなかった理由を一緒に考えてくれて、次は越えられるレベルの仕事を選んでくれる。
そんな理想の上司でした。
一番良かったのは、ちゃんとやったことは評価してくれるところなんです。
部下の手柄は俺の手柄!っていうタイプでは全然なくて、頑張ったら頑張った分だけきっちり評価する。
そういう公明正大なリーダーでした。
残念ながら、僕よりも先に退職してしまったんですけどね。
そのあとの組織の荒廃具合を見ていると余計にリーダーの大切さを実感したんですよね。
一人の力って、全然小さくないんだなって思った出来事でした。
ということで、本日のまとめです。
人から好かれる人がリーダーに相応しいわけではないです。
仕事が出来る人がリーダーに相応しいわけでもないです。
人を率いる力がある人が、リーダーになるべきなんです。
一人のリーダーが、組織を大きく変革することもあります。
一人のリーダーが去るだけで、組織が荒廃することもあります。
会社に限った話ではなく、プライベートでの人の集まりでも、人をうまくまとめられるリーダー資質のある人がいた方が色々とうまくいきやすいですよね。
色んな人がそれぞれの思惑の中で生きている人生ですが、周りの思惑を加味したうえでしっかりコントロールできる人って、本当にすごいなと思った出来事でした。
そんな僕が実際に出会った、僕の中での歴代最高のリーダーのお話でした。
ご拝読いただき、ありがとうございました!
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