出過ぎる杭になれ!
出る杭は打たれるという言葉は間違いではないと思っているたつやです。
今回は、会社という組織に属していると、出る杭は打たれる状態になりやすいという話をしようと思います。
経験したことがある人も多いと思いますが、仕事でちょっと頑張って目立った時、嫌がらせをしてくる人がいたり、頭ごなしに否定してくる人が現れたり、出来るんだからと仕事をどんどん押し付けてくる人が現れることってありますよね。
僕はこれらの状態は全部、『出る杭は打たれる』状態だと思っています。
中途半端に目立ってしまって、恰好の標的にされてしまう訳なんです。
いい意味でも悪い意味でも、目立つと攻撃されやすいんですよ。。。
人間関係が良好で、そういったストレスがない職場もたくさんあると思いますが、残念ながら僕が経験してきたたくさんの職場はほぼ全部出る杭を打ってくる人たちがいましたね。
どうせ打たれるんならと、頑張らなくなったら会社としても自分自身としても損しかないんです。ふてくされるとロクなことがありません。
頑張らず、出世欲も無くなり、言われた仕事だけをやる。
一つの割り切った選択肢としてはアリですが、どうせ働くなら給料はなるべく多く貰いたいじゃないですか。
別に出世なんてしなくても、ちゃんと働いた分は評価してほしいじゃないですか。
だから、どうにか評価はちゃんとしてもらう必要があるわけです。
どうしたもんかなぁって悩んでいた時期に、思わず「なるほど」と思ってしまったアドバイスをしてくれた先輩がいたんですよ。
「出る杭が打たれるのは、ちょこっとだけ頭が出てるから打たれやすいだけ。誰も手が届かないくらい出過ぎる杭になれば、打たれることはなくなるよ」
確かになぁ。すごく分かります(笑)
行き切ってしまえというわけです。
納得は出来るし、この先輩はそれを有言実行している人だったので説得力もあったんですよ。
ただ、僕としてはそこまで頑張るつもりもなかったんですよね。
頑張りすぎたらダウンするのは目に見えていたので、出過ぎる杭になるのも無理だなと感じてしまったわけです。
そんなことを考えていると、先輩が補足してくれました。
この先輩が言う「出過ぎる杭」は、別に頑張り続けて誰にも手が届かないくらい出世しなさいという意味ではなかったんです。
この人がいてくれてよかったと思われる人になること。
これが出過ぎる杭になるということだったんです。
もちろん、他の人が手を出せないくらい出世するのも、出過ぎる杭の完成形なのは間違いないです。
でも、誰もが出世できるわけでもないので、自分にとっての出過ぎる杭ってどこなんだろうなって考えればいいんです。
出世が目的じゃなく、周りからの妨害や嫌がらせ、業務過多な状態を防げればいいわけですからね。
必要とされる存在になることも出過ぎる杭と言っても過言ではなさそうです。
・・・まぁ、その必要とされる存在になることが難しかったりするんですけどね(笑)
乗り切るための一つの指標としては、すごく参考になるアドバイスでした。
僕は出世欲がないので、頑張って必要とされる存在、愛されキャラを目指します!
ということで、本日のまとめです。
出る杭は打たれるものです。
だから、打たれないくらい出過ぎる杭になりましょう。
どの分野で、どういった形で”出過ぎる”状態になるかは自由です。
打たれても沈まない杭になることも一つ手かもしれません。
(僕はそんな鋼鉄のハートは持ち合わせていないので無理ですが、、、)
僕にとっての出過ぎる杭は、とにかく役に立つ存在であり続けること。
気が利く存在、愛されキャラ。
会社では、そんなポジションを狙って日々頑張っています。
万人に愛されるとかは無理ですし、全く打たれない状態になるのも不可能かとは思いますが、いざという時に守ってくれる味方を見つけるという意味でも愛されキャラを目指すのは理に適ってるはず。
とは言いながらもコミュニケーションは苦手なので、大変なことには変わらないんですけどね。
攻撃されなくなるために、日々守りを固めていけるようにしていきたいものです。
今回は、僕が昔先輩から言われた「出過ぎる杭になれ」という言葉についてお話させていただきました。
ご拝読いただい、ありがとうございました。
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