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イソップ童話「北風と太陽」について

個人的に、イソップ童話の中では「北風と太陽」が子供ながらに感銘を受けた記憶があるたつやです。

今回は、イソップ童話シリーズの中でも温かいメッセージが含まれている「北風と太陽」についてお話しようと思います。

かっこいい要約は、
”力よりも優しさの力を教える物語”です。

話の概要としては、「北風と太陽」の寓話は、北風と太陽が服を着ている人物を巡って力比べをするという物語です。
どっちのほうが先に旅人の服を脱がすことが出来るのかという、ちょっと意味不明な勝負です(笑)
ある意味、どっちも悪人なような気もしますね、、、

最初に北風が強く吹いて人物の服を脱がせようとしますが、逆に旅人は服を固く締めてしまいます。
それに対して太陽は穏やかな暖かさで人物を包み込むことで、旅人は自発的に服を脱ぐことになったという話です。

最初は、どんな意味がある話なのか全然分かってなかったんですが、これって、力任せじゃなくて、状況に合わせた優しさが必要って話なんだろうなっって思います。

この話の中の大切な要素は3つあると思ってます。

1つ目は、優しさの力です。
太陽は強引に服を脱がせるのではなくて、優しく(?)包み込むことで暖かさを伝えて、旅人の服を脱がせることに成功しました。
(なんか、服を脱がせるとか、センシティブな内容を書いている気になってきますね、、、笑)

2つ目は、強制するよりも状況を考えることの大切さです。
北風は、力ずくで服を脱がせようとしました。
でも、それだと旅人は逆に反発して固く服を握りしめる結果になったわけです。

当たり前のことですが、力任せ、権力任せで強引に強行しても良い結果なんて得られません。
状況をみて、説得して共感を得ることで、より良い結果につながるんだと、この北風の行動は示しているんだと思ってます。

3つ目は、思いやりと配慮の大切さです。
太陽は穏やかな暖かさで旅人を包み込んだわけですが、これには人間関係で言うところの思いやりや配慮の大切さが隠されていたんだと思います。
(太陽は、熱を売りにするしかなかっただろうとか、そういう邪推は一旦置いておくとして、笑)

旅人に太陽が信頼されていたかはわかりませんが、強硬手段で進めることよりも、状況判断と相手への理解が大切だということが、この「北風と太陽」では伝えられているんだろうなと僕は思ってます。

ということで、本日のまとめです。

イソップ童話の「北風と太陽」は、優しさと思いやりの力を強調している話だと思ってます。
力だけではなく、優しさを持ち、他者を尊重することでより良い関係を築くことが、大人になってからも大切。
むしろ、大人になって、社会で過ごすときにこそ、この優しさや思いやり、共感力が大事です。

力や権力に頼り切らず、優しさの力を大切にしていきたいものですね。
ご拝読いただき、ありがとうございました。

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