イソップ童話「農夫とその子どもたち」について
働けること自体が素晴らしいことなんだなぁと感じることが度々あるたつやです。
今回は、そんな労働の大切さを教えてくれる「農夫とその子どもたち」についてお話しようと思います。
「農夫とその子どもたち」の物語は、ある農夫に働かない3人の子供が居たところから始まります。
年老いた農夫が亡くなる間際に、「畑に宝物が隠してあるから収穫を終えたら深く掘り起こしてみなさい」と子供達に言い残します。
子供達は言いつけ通り畑の隅々を深く掘り返すが宝物は見つかりませんでした。
しかし、翌年の収穫は、畑がよく耕されたことから今までにない大豊作に恵まれたというお話です。
今回も、大切なポイントを3つにまとめてみました。
1つ目は、家族愛についてです。
年老いた農夫は、働かない子どもたちに対しても愛情を忘れず、今後生きていくために働くことの大切さを教えようと遺言を残しました。
親の愛情を感じますよね。
2つ目は、欲望に目がくらむことの危険性です。
この話では、子どもたちは宝を求めて畑を必死に掘り返しました。それは翌年の豊作に繋がるきちんとした労働という形になるのですが、動機は宝探しです。
結果論的にいい話になってますが、欲望に目がくらむことは危険なんです。
普段働かない子どもたちですら行動を起こせるようになるくらいの魔力があります。
そのことは肝に銘じておくべきですね。
3つ目は、労働の大切さについてです。
この話では、働かない子どもたちが畑を必死に耕したことで、翌年に大豊作を迎えることになります。
しっかり働いた分、その見返りがきっちりと返ってくる。
労働とは、つまりそういうことなんだなと改めて思わされましたね。
ということで、本日のまとめです。
イソップ物語「農夫とその子どもたち」は、働かない子どもたちに、なんとかして働いてもらおうと策を練った農夫の物語でした。
欲望を刺激する形で畑を掘り起こさせ、結果的に翌年は大豊作に恵まれるというハッピーエンドになりましたが、この子どもたちは果たしてこの教訓を活かすことが出来るのかどうかですね。
しっかり働けること、働くことで対価を得ることができるということは、当たり前のように見えるかもしれません。
でも、労働の対価が必ず返ってくるとは限りませんし、そもそも働けない場合だってあるんです。
働けること、労働できることの大切さをもっと考えないといけないかもしれないですね。
(働かないように必死に考えることもまた、大切なことかもしれませんが)
今回は、そんな「働く」ことに対しての共有でした。
ご拝読いただき、ありがとうございました。
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