性転換した友達の決意と打ち明ける覚悟
自分と向き合って、自分をちゃんとさらけ出すことは非常に勇気がいると思っているたつやです。
今回は、性転換をした僕の友達の話をしようと思います。
性転換、つまり、女性から男性、男性から女性に身体の機能面も手術で転換することですね。
これ、当たり前ですが勇気要りますよね。
今まで過ごしてきた性別から、違う性別に転換するって、めちゃくちゃ怖いと思います。
もちろん、心と体の不一致に悩み続けた結果、そうすることを決断したのかもしれません。
悩み続けることよりも、行動することを選んだのかもしれません。
どちらにしても、僕はこの決断をした友達を誇らしく思います。
自分を偽らず、自分に正直に、自分が進みたいと思った道を進む。
言葉にすると単純ですが、実行するのは本当に難しいことですからね。
特に、性転換は今の日本だとまだまだハードル高いじゃないですか。
まず最初に、セクシャルマイノリティの壁があって、それをカミングアウトすることにもハードルがあります。
さらにそこを進んで、自分の性別を変える決断をする。
これを難しいことって言ってしまうことも悲しいですが、本当に難しいことだと僕は思ってます。
自分をさらけ出すって、怖いんです。
周りからどう思われるだろう。
変に思われないかな。
自分ってやっぱり普通じゃないのかな。
こんな不安にいつも襲われて、自分を押し殺してしまう人は数多くいます。
世の中、優しい側面はもちろんあるし、理解を示してくれる人もたくさんいます。それは間違いありません。
でも、そうじゃない人も多いのが現実なんです。
だからこそ、自分としっかり向き合って、自分に嘘をつかずに周りに打ち明けた友達はカッコいいって思うんです。
本当の自分、今まで押し殺してきた自分と向き合うために行動を決意した友達の生き方が、本当に素敵だなって思うんですよ。
単純な話ではなかったはずなんです。
両親を説得したり、今の自分を取り巻く環境を整理したり。
反発する友達との距離感を考えたり、心無い言葉を浴びせられることもあったはずなんです。
それでも、決めたことを実行する。
進みたい道を進む。
尊敬します。僕も、こうありたいって思います。
もちろん、出来ることと出来ないことがあるのは当たり前だし、悩んだ末に行動しないことを選ぶことも正解です。
みんながみんな、決断できる強さがあるわけじゃない。
でも、弱い自分も自分なので、それを悪く思う必要なんてないんですよ。
自分が、今、どうしたいのか。
これを、出来る出来ないは一旦置いておいて、自分の気持ちを無視せずに向き合うことが、後悔しない幸せを手に入れる近道かもしれませんね。
考えるだけなら、誰でも出来ると僕は信じてるので。
ということで、本日のまとめです。
マイノリティを打ち明けるのは勇気が要ります。
打ち明けた上で行動するのは、もっともっと勇気が要ります。
僕が思うに、行動できるかどうかが大事ではないと思うんです。
そりゃもちろん、自分が進みたい方向を見つけて、それに向けて行動出来ることが一番だと思います。
でも、最初からそんなハードル高く設定する必要なんてないんです。
自分の本音と向き合うこと。
これが、一番大事だと僕は思います。
生きていると、自分に言い訳しちゃいます。
本当の自分に対して、自分自身が強がって否定しがちです。
でも、ありのままの自分を認めること。
ここから始めていけば、自分が本当に進みたい方向も見えてくると思うんです。
だから、行動よりもまずは、自分の本音に気付くところから始めていきたいですね。
今回は、僕の友達が性転換した話から、自分の気持ちに向き合って行動するということについてお話させていただきました。
ご拝読いただき、ありがとうございました。
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