パワハラは意外と被害者本人も気付きづらい
社会に出て初めてのハラスメント経験が、当時は今ほど深刻に考えていなかったと思い出しているたつやです。
今回は、パワハラ被害も環境によって誤認識させられやすいという話をしようと思います。
高校を卒業して勤めた最初の会社の頃の話なんですが、当時18歳の僕は今よりも抱え込んで頑張りすぎるタイプの人間でした。
なんで我慢し続けてしまったのかというと、そもそもパワハラって気付かなかったんですよね。
本当に、上司が言うように自分が出来ていないと思っていたし、会社や上司の言うことは絶対だと思い込んでしまっていました。
理不尽だと感じながらも、働くしかないから愚直に頑張る。
そんな18歳でした。
今思えば馬鹿ですよね。
必死に頑張って、報われない努力をする。
それが当たり前だと疑ってなくて、言われるがままの操り人形みたいな感じでした。
耐えられなくなって結果辞めることになったんですが、あれがパワハラだったんだって認識出来たのはしばらく経ってからなんです。
初めて働くってことは、働くことに対する基準が何もないのと同じなんですよ。
同じ職場で働く人たちが、ハラスメントへの意識高い系ばかりだと良かったんですが。。。
周りの人たちを見ながら自分も育っていくので、ここでひとつ運命の分かれ道があるイメージです。
違和感を感じていても、ずっと続けていくと慣れて何も感じなくなる「ゆでカエル」状態も危険です。
ただ、そもそも最初の違和感を気付けなければ、もはや「ゆでカエル」の前段階でアウトかもしれませんからね。
何事も、やったことないこと、知らないことは判断が出来ないので、自分が辛いかどうかっていう感情でまずは捉えるべきです。
パワハラかどうかわからなくても、そもそもハラスメントかどうかなんて些細な問題なんですよ。
自分が辛いと思ったことは放置しない。
自分の気持ちは無視しない。
ここを守れていれば、ハラスメントで心を疲弊し尽くす前に逃げ出せた可能性がありますからね。
どんな時も、大切なのは自分がどう感じるかです。
しっかり自分の声に耳を傾けながら、「なんか嫌だな」を減らしていく。
これが出来る人が、自分を大切に出来る人なんだろうなって思います。
パワハラとか、被害者自身も意外と気付きづらいので、この「なんか嫌だな」ベースで考えて自分を守っていきたいですね。
ということで、本日のまとめです。
環境の影響で、自分が辛くてもそれが当たり前だと思い込んでしまうことがあります。
その思い込みのせいで、理不尽なハラスメントを耐え続けることになることも多いです。
自分自身が、「なんか嫌だな」とか「辛いな」って感じたことを無視せずに、自分を守るためのバロメーターにしてみてください。
無理に耐えて心を壊す、身体を壊す、どっちも辛いだけです。
少しでも自分が辛いと感じた時は、その気持ちは眠らせずにちゃんと無視せず聞いてあげてくださいね。
自分を大事にする、無理せずマイペースに過ごすためにも、意識してみてください。
今回は、僕が最初に入社した会社でパワハラを受けていた話から、気付かず耐える形も多いので気を付けた方がいいという話をさせていただきました。
ご拝読いただき、ありがとうございました。
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