他人と比較することをなくすのは難しいけど、何を比較しているのかは知っておくべき。
他人と自分を比べて劣等感を抱きやすいたつやです。
今回は、他人と自分を比べることがどういうことかをお話しようと思います。
他人と自分を比べたことが無い人は、おそらくいないのかなと思います。
あの人の○○がすごい。■■が羨ましい。自分もあの人みたいに△△の才能があれば。。。
嫉妬や羨望の感情は、人間のエゴだと思います。
あって当たり前。
でも、ちょっと待ってください。一度考えてみてください。
その嫉妬や羨望を向ける人たちと僕たち、何が違うんでしょうか?
・・・まぁ、全て違いますね(笑)
容姿も、年齢も、才能も、保有知識も、経験も、家庭環境も、何もかも違います。
そもそも自分と自分以外の人って、持ってるものが違い過ぎるので比べられないものなんですよね。
同じ人間でも、出来ることは天と地ほど違います。
頭がいい人。
筋肉が付きやすい人。
容姿端麗な人。
何かに特化した才能を持っている人。
親に恵まれた人(もはやこれも才能の一つと思うので)
いろんな、本当にいろんな人がいます。
いろんな才能のカタチがあります。
中には、すべてを持ち合わせたような超人的な人もいるかもしれません。
どれも同じ人間だからこそ、嫉妬や羨望の感情が生まれるのは仕方のないことですよね。
ただ、ひとくくりに”人間”として見ると同じですけど、そもそも種としての”人間”って同じなんですかね?
動物に品種がたくさんあるように、”人間”にも品種がたくさんあるって思う方が普通な気がします。
それは、住む場所や国の特色の違いかもしれないし、身体的特徴の違いかもしれない。
それこそ、才能の違いで種を分けるかもしれません。
もちろん、同じ種類の種の中でも優劣は生まれるし、その中でも嫉妬や羨望はあるでしょうけど、途方もない相手と比べることはなくなる気もしますよね。
猫がトラに嫉妬するみたいに、僕たちがオリンピック選手に嫉妬するのは少し違う気がします。
同じ命、価値は同じでも、出来ることは全然違う。
人間という大きなくくりでは同じ”種”でも、その中でも何千何万何億とたくさんの”種”に分かれていると思っておいた方がいいと僕は思います。
これは大切な価値観だと思うので、ぜひとも覚えておいてほしいです。
なにも憧れるなって言ってるわけじゃないですよ?
人と比べることが全部悪いと言ってるわけでもありません。
僕が言いたいのは、人は自分にないものに憧れる性質があって、自分自身の能力には気付きづらいってことです。
誰かから見たら、自分が憧れられる対象かもしれないという視点を持ちづらいんです。
さんざん比べる対象の話をしましたが、自分が出来ないことが出来る人を「すごい」と感じるのは当たり前で、そこに劣等感を感じるのはお門違いって感覚を持ってほしいんです。
今まで自分自身が経験してきたことは、間違いなく自分自身にしか経験できなかったことです。
全く同じ人生を歩んできた人は存在しないので、誰かと比べて自分の価値が低いと感じること自体がズレていると思いませんか?
全く同じ容姿、全く同じ環境で、全く同じ才能量で、全く同じ経験をしてきた人が、自分より優れているのであれば、それは確かに嫉妬の対象です。
でも、それは起こりえない。
自分の人生は自分だけのものなので、違う土俵の相手と比べるのがそもそもおかしいんです。
周りから生きるヒントをもらうことは素晴らしいですが、周りを見て生きづらくなるのは本末転倒なのでもっと自分自身にも目を向けてあげてください。
そこにも、たくさん素晴らしいことがあるので!
ということで、本日のまとめです。
他人と比較してしまうのは、もはや人間の習性と言っていいほど、誰もが経験したことあるかと思います。
その結果プラスに働くこともあれば、ただただマイナスにしかならないことも多いです。
比べる対象を選ぶのは難しいことですが、そもそも人と比べる必要なんてないんだということも、念頭に置いておくことが大切です。
自分の人生は自分しか歩んできていないんだから、その人生を評価できるのは自分だけ。
誰に何を言われようが、今まで生きてきた自分自身の人生、他の人と比べられない経験ばかりです。
出来ないことを数えるよりも、自分の人生の中でこんなにも色んな経験をしてきて、その中でこんな風に成長出来たっていう視点で、自分を見つめ直すと見えてくるものがあると思います。
自分を必要以上に卑下する必要なんて全くないので、しっかり自分を大切に考えながら、ここまで進んできた自分を褒めていきましょう!
それが大事。
今回は、他人と比較するということについて、僕の価値観をお話させていただきました。
ご拝読いただき、ありがとうございました。
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