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嫌な未来を想像することで、嫌な状態を創造している

人間の想像力の凄さを感じているたつやです。

今回は、良くも悪くも想像力のある僕たちの、考え過ぎることで起こるデメリットについてお話しようと思います。

みなさんは、いろいろと考えすぎて不安でいっぱいになった経験、ありませんか?

僕はあります。
たくさんあります(笑)

ネガティブの申し子かと思えるくらい根っこがネガティブなので、ほんと色々と考えすぎて不安になりやすいんですよね。

ずっと不安に悩まされてきた僕ですが、中途半端に考えることでより不安が増していってしまう時がしんどいんですよね。

僕としては、しっかり考え抜いて、今不安になっている原因はこれだ!って言えるくらいにしっかり向き合って考えると、その過程で不安も解消されていくのは経験済みです。

ただ、ここまでしっかり考えられないときは、考えるだけで状態が悪化しちゃうことも多かったんですよね。

ぼんやりと不安なことに意識を持っていかれて、自分にとって好ましくない未来を想像しちゃうわけです。

ここで恐ろしいのが、僕たちの脳って無駄に高性能なので、この好ましくない未来、つまり自分にとって嫌な未来の状態を具体的に想像しちゃうんですよ。

頭の中だけの話だったのに、その嫌な未来に起こっているであろう身体の不調までも想像してしまって、その未来の自分を今の自分に投影しちゃうんです。

何が起こるかと言うと、想像の中だけだった嫌な未来の身体の不調が、想像の枠を超えて今の身体に現れることがあるんです。

脳が、未来のシミュレーションを疑似体験したと勘違いして、身体に不調の信号を送ってしまうわけです。

「そんなバカな」って思います?

実際、経験ある人も多いと思います。

良くない未来を想像して不安になっていたら、なんだか気持ちも乗らないし身体も重い気がすること、ありませんか?

不安な状態になると、お腹が痛くなったり、頭が痛くなったり、気分が悪くなったり、そんな不調に見舞われたこと、ありませんか?

・・・僕はあります。めちゃくちゃあります(笑)

人間の脳って不思議なもので、想像した未来から身体の状態異常を創造しちゃうんですよ。

脳内物質って、思っている以上に曖昧なものなんだと思います。

考えてみれば、モチベーションなんて思い込みの塊ですからね。

それで自分の行動が変わるんだから、想像って僕たちが思っている以上に凄まじい破壊力を持っているっていことになりますよね。

それなら、不安になる想像ばかりするんじゃなくて、もっと気分が上がる想像をし続けていれば、身体の状態もきっと良くなるのは間違いなさそうです。

・・・それが難しいから、不安は絶えず存在するので、不安と向き合うことは結局必要になるのが辛いところですね。

ちゃんと時間を作って、しっかり不安と向き合うことがなんだかんだ近道になるんだと思った今日この頃です。

ということで、本日のまとめです。

不安は、中途半端に考えると、より不安が増してしまうことがあります。

それは、良くない状態を想像して、実際に身体にも不調が現れてしまうことで、もっと不安な未来を想像してしまうという負の連鎖によるものです。

つまり、不安の正体の一つは、『妄想』と言っても過言ではないかもしれません。

だから不安になるような想像をするのは辞めましょう、・・そんな簡単にいかないから困るんですよね。

考え方を上手く変えられる人は、考え方を変えて不安な未来の想像を減らすだけでも効果はあるかと思います。

それも難しい人は、一度しっかり不安と向き合って、その不安の原因は何なのかを冷静に深堀していくことが、きっと不安解消の近道になると僕は思っています。

人間の脳は高性能ですが、けっこう曖昧で適当なものでもあるので、自分がいい方向に思い込みが出来るように、考え方と向き合ってみるといいのではないでしょうか。

そんな、不安に対する僕の持論のお話でした。

ご拝読いただき、ありがとうございました。

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