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お偉い人の言葉でも鵜呑みにするのは危険

とある研究の権威だったり、その道のプロの思い込みほど怖いものはないと思っているたつやです。

今回は、仕事で直面してしまった、とある業界の絶対的な権威の先生が思い込みで間違ったことを言い続けていた話をしようと思います。

〇〇大学の教授とか、○○の発案者とか、○○業界の重鎮とか、その道のプロの人の言うことってあんまり疑わないですよね。

実際、素人が何を言っても、権威がある人の発言には敵わないし、その道のプロの言うことの方が信用できるのは当たり前ですよね。

ただ、そこにも落とし穴があるんですよ。

その道のプロであっても、人間であることに変わらないんです。

僕たちが、普段から色んな間違いや勘違いを経験しながら進んでいるように、絶対的な権威者であっても間違えることはあるんです。

当たり前の話です。
でも、その当たり前がなぜか「偉い人は間違わない」と勝手に思い込んでいるものなんですよね。

「あの人が言うんだから間違いない」って勝手に思い込んでいませんか?

僕自身、仕事でそういう偉い先生方と打ち合わせとかすることがあって、色々とアドバイスもいただいていたんです。

それで、受けていたアドバイスを大前提にして、プロジェクトの内容を進めていたりしたんです。

(違和感を感じて上司に申告しても、〇〇さんが言ってるんだから間違いないと取り合ってもらえず・・)

で、事件発生です。
その大前提にしていたものが、実は偉い人の思い込みで、本当は何の根拠もない適当なことだったんですよ。。。

我々会社の人間としては「え、〇〇さんは根拠があって言っていたわけではないんですか!?」となるわけです。

その偉い人も、「こうだと思っていたんですけどね」としか言えないわけです。

偉い人の言葉を、対して調査もせずに鵜呑みにした末路ですね。。。
そのプロジェクトは頓挫して、白紙に戻るという大事件が起こったんです。

僕や現場の人間は、根拠のない大前提に違和感を感じて上司に何度か相談したんですが、偉い人が言ってるんだから対して知識のない僕たちの言葉よりも大先生の言葉を信じちゃうわけです。

まぁ、当然なのかもしれませんけどね。

ただ、思い込みや自分の中の当たり前を疑うことって、冷静に物事を考えるときには本当に大切ですからね。

この事件で、それを痛いほど感じました。

そして、上司の意思決定にも、違和感がある時は声を大にして反抗しないと取り返しがつかないことになるということも、痛いほど理解しました(笑)

〇〇さんが言ってるから正しいとか、○○さんが決めたことだから間違っていないとか、そんな思い込みは捨てておきましょう。

会社が損失を被るだけなら別にいいんですが、結果自分自身に被害が回ってきたら大変ですからね。

自衛のためにも、思い込みっていう危険な洗脳を普段から取り払っていけるようにしていきたいものですね。

ということで、本日のまとめです。

どんな分野でも、その道のプロが言うことは説得力があるし信じたくなるのは当然です。

でも、もしなにか違和感を感じたり、なにも根拠がないなと感じた時は、一度立ち止まって考えてみてください。

偉い人も人間なので、その人自身が思い込みで喋ってる可能性もあるんです。

なんでも疑ってかかる必要はありませんが、自分が違和感を感じた時はしっかり自分の心のアンテナを優先してあげてください。

意外と、そういう直感って当たることも多いですからね。

「あの人が言っているんだから」と自分の気付きをもみ消すんじゃなくて、「実際はどうだろう?」って考えてみるだけで、かなり自衛になります。

権威や肩書に振り回されないようにしながら、しっかり自分を守っていきたいですね。

今回は、僕が会社で関わった偉い人に振り回されてしまってプロジェクト自体が無くなってしまった話をさせていただきました。

ご拝読いただき、ありがとうございました。

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