「京都・建仁寺」(龍の巣で生まれ変わる誓い)
皆さん、おはようございます。
ryukoです。
清水寺を後にし、ホテルの
ルームサービスを持ってきてくださった
お姉さんが勧めてくれた「建仁寺」を
目指します。
思ったよりも近い場所にありました。
車道にも歩行者がいるほどだったので
ゆっくりと向かいました。(笑)
ちょっと長めの記事になります。
…龍の巣…
「ねえ、旦那ちゃんよぉ
流石に車…停められないんじゃ…」
「大丈夫!(笑)」
もはや、根拠のない自信なのに…
根拠を生んでいるかのような旦那ちゃん。
…目の前の駐車場でタイミングよく1台出庫。
…いるんだろうな…「駐車場の神」
(;一_一) さすがです…。
境内に入ると広い敷地が広がって
景色は美しい。
なのに…私には重たく感じた空気。
(なんだこれ…)
「建仁寺」
京都最古の禅寺
800年以上の歴史がある
本尊:十一面観音菩薩坐像(方丈)
広い敷地をどう進めばいいか
迷ってしまいそうだった。
そして感じる空気の重たさで
…頭が痛い…
「旦那ちゃん…しんどい」
「あ!ryukoさん、こっちっぽいよ!」
あの~、私の話…聞いてくれた?
(´Д⊂ヽ
フラフラと後を付いていく。
この時の記憶がどうも飛んでいるようだ。
「本坊」に拝観料を払い入るとすぐに
「風神雷神図屏風」
(複製らしいが…)
宝石で描かれた風神雷神図屛風もあった。
うわ!どっかで見たことある…。
(風邪薬のCM?)
ねえ…吸い込まれそうよ?
…そんな私をほっぽりだし
旦那ちゃんはワクワク興味深そうに
食い入るように観ているじゃないか!
いつも私がほっぽりだす
そんな…わけでもないのか。
(;・∀・)
一つずつ私も気を取り直して見学。
ねえ、今、風吹いたよ?
「あるわけないじゃん!建物の中だよ」
…そうよね…
それから奥に進み…
芸術作品や中庭を見て歩く。
ここは、いろいろな作家さんの作品を楽しめた。
「天井画ってどこにあるんだろう?」
旦那ちゃんが私に言うから…
たぶん、こっち…。
フラフラと歩いていく。
小さな子が大きな下駄をはいて
向かっている姿に癒されながら…
ほら…合ってたでしょ?
だって、案内看板が立ってたんだもん。
(笑)
拝礼してお堂(法堂)の中に入る。
「拈華堂」ねんげどう
本尊:釈迦如来坐像
(;゚Д゚)! …天井画…
2002年に小泉さんが描いたんだって。
(天井画としては最近なのかあ)
まずは本尊に手を合わせ
導いてもらったことを感謝する。
仏は温かいオーラで迎えてくれた。
…気のせいだったか、頭痛いの…
緊張が取れて一息ついた。
が…見てる…こっちを見てる…
「天井画の左側の龍」
身体の位置を動かしても
目線が付いて来る。
この龍、私と目が合うはずのない
そんな方向を見ているのよ。
でも、こっちを見てるの!!
それどころか…
身体がうねって動いているように見える。
よく見ると「右側の龍」は鼻と口元が
ヒクヒクしているじゃない!
しばらくあっけにとられていると
まさに天井が回るのだ。めまいだ…。
これ、私にはちょっと無理だ。
出よう…。強すぎる波動。
ぺたん…。
立てない、動けない。
しゃがみこんでしまった。
(出ることも許されないのか…)
無言で見上げていた天井画
聞こえてきたのは…
「…過去と決別…」
すみません、よくわかりませんが?💦
「過去の自分を捨て、生まれ変われ」
すみません、どういうことですか?💦
「一から修行せよ」
…わからずやで申し訳ないですが…
口答え風な私に呆れたように
双竜は、映像を見せてくれた。
今までの人生での体験や
心に思ったこと・辛かったこと
陰からの導きがあったことなど…
そして…
その映像を尻尾で勢いよく
切り裂かれた。
「生まれ変わり、別な人生を歩め」
(;・∀・)!!
んまあ、なんとも豪快…。
そっかあ、必ずしも今までの延長線に
人生があるとは限らないのか…。
なんか気づいたぞ…。
わかりました。
仕事…替える方向で検討します。
思考…ポジティブにします。
愛…与える幅の人数を増やします。
心…平常心・不動心を養います。
ふっとその言葉が出てきた。
受け止めるには…
勇気と覚悟が必要だった。
違う自分になれって…
難しくない?(笑)
ただ、圧倒され導かれるまま
素直になるしかない。
よっこらしょと立ち上がり
天井を飛んでいる双竜にお礼を告げ
お堂を後にしようとしたら
そばにいた僧侶に声をかけられた。
「いただかれましたね…」
↑ こういうのが一番ドキッとする。
(>_<)
さっき通ってきたはずの
「方丈庭園」
枯山水のその庭から見た景色…
庭にも空にも龍が…いる。
画像では見えないか…(笑)
振り返ったところ…
襖絵の龍も動いている。
「雲龍図」
んもう、絵なのかエネルギー体なのか
分からん…。
全部で10体以上の龍に囲まれたのは
初めてだった。
(うーん、私…ヘビちゃん苦手…
ヘビちゃんじゃないけど)
で、思ったんだよね。
「あ、龍の巣だ」
だから波動の違いで頭が痛かったんだ。
フラフラするほど高いエネルギーだったんだ。
天井画の双竜との交流後…
建仁寺にはあちらこちらに龍がいるのが
見えた。だから廊下も…
真っ直ぐ歩けない。(笑)
観光客がたくさんいても
気にならなかった私…。(/ω\)
一人の世界に入っちゃたんだよねえ。
…そういえば…
珍しくうちのハク(白龍)が
大人しい…。しおらしい?
(あんたの存在…忘れてたよ)
たぶん、建仁寺の龍神たちが格上なのか
エリアが違うためか
借りてきた猫みたいに思えた。
(‘ω’)
なんだ、私の心と一緒か!(笑)
こうして、京都旅行の
ミッションが終わった。
たぶん、京都まで行き
貴船神社や鞍馬寺…そして
偶然に思えた建仁寺へ参拝しなければ
頂けなかったメッセージ。
(お姉さん、ありがとう)
(清水寺の…飛べ!…もなのか?)
人生の岐路に立っていることさえ
気が付いていなかったのだから。
もちろん、久しぶりの旦那ちゃんとの
時間も充実していた。
なぜ、こんなことに?
思わなくもなかったけど
導かれるって「人間心」とは
別の場所にあるもの…。
この旅行から帰ってすぐに
「退職願」を書いた。
新しいステージに立つべく
具体的に行動することを
書きだした。
生まれ変わった自分を想像して
少しずつ歩いていこう。
決意を忘れないように
noteのヘッダーは「建仁寺の双竜」
なんですよね。
もちろん、右肩上がりに運命が好転する
とも思っていませんが
自分の努力に見合ったように
変わっていくことは可能でしょう。
まだ見ぬ「未来」
少しずつ引き寄せていきたいです。
…いや、私が一歩ずつ歩いていくのか。
( *´艸`)
P.S
導きの旅を与えてくださった
神仏に感謝します。
そして旦那ちゃんにも感謝します。
ぜひ、皆さんも…建仁寺
日常から離れた空間に
訪れてみてください。
浄化してもらえます。
庭園前では瞑想している人もいたよ。
(‘ω’)
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