小学校の道徳の授業、個性について教える難しさ
ある事で、
学校の道徳授業で子供たちに個性について説明することを考える機会がありましたので、共有させていただきます。
学校の授業で個性について子供たちに伝えるのは、目に見えない事で難しい取り組みですが、とても大切なことだと思います。
私が考えた道徳の授業での個性について説明する企画を以下にご紹介します。
1. 「世界に一つだけの花」を活用する
- 内容 SMAPの「世界に一つだけの花」の歌詞を絵本にして、子供たちに読み聞かせます。
この歌詞には、どの花もそれぞれの良さがあり、一生懸命咲いているというメッセージが込められています。
同じ花は一つもないし、どの花が一番かを決めることはできないということを伝えます。
絵本を読んだ後、みんなで「世界に一つだけの花」を歌います。
2. 「ぞうさん」を活用する。
まど・みちおさんの歌詞「ぞうさん」を取り上げます。
この歌では、長い鼻を持つ象の子供が他の動物たちからいじめられますが、お母さんが優しくその子に答えることで、個性の大切さを教えています。
絵本を使って読み聞かせをしたり、YouTubeの動画を見せたりします。最後に、みんなで「ぞうさん」を歌います。
3. 「ウサギとカメ」の昔話を活用する。
「ウサギとカメ」の昔話を通じて、うさぎはゴールに向かって飛び跳ねながら早く進んでいくけど、そこで昼寝してしまい、コツコツと地道に歩く亀に、最後は追い越されてしまうことを話します。それぞれの動物が持つ違う特性や強みを認識し、それぞれのペースで努力することの重要性を伝えます。
昔話を絵本などで朗読し、その後子供たちと一緒に物語の教訓について話し合います。最後にウサギとカメの歌を歌います。
以上の①②③はYouTube動画を使っても良いかもしれません。
このお話を通して子供たちに個性の大切さと、みんな違ってみんないいというメッセージを伝えることができるのではないかと思いました。
子ども向けの話しですが、大人も、時には、日常生活で、上のような事を考える事が、大切ではないかと思いました。