真似され上等、ジャパニーズカルチャー
毎週水曜の早朝(7〜8時)にやっている、文化雑談会「トーキョーアーツのれん会」の話題を共有するnoteです。
先週(2018/6/27)は、障害と生きづらさ、能楽堂、日本っぽく海外展開しているショップ、ラジカセまで、硬軟入り混じったまさに「雑談」な話題が集まりました。(今回から、メールでのお知らせに載せている、毎週のおすすめ本情報も掲載します-最下部)
〔前回ののれん会では...〕
◎今回ののれん会では、以前も話題に出た、
Ping Chong’s ドキュメンタリーシアター「生きづらさを抱える人たちの物語」(仮題)(東京と大阪で1月に公演)
について、自分だったらどうだろう、という視点で意見を交わしました。
印象に残ったのは、「見てわからない人のほうが生きづらさを抱えているかも。」という参加者の言葉でした。障害と生きづらさは相関しないというか、障害があるからこうだとか、障害があるのにすごい、なんていう認識の状態にあるのは社会の方で、当事者はちがう地点にいるのだ、ということなのかと思いました。
最近、MICHIKO LONDON KOSHINO の協力でフリーペーパー「OVERTURE A.I.」をプロデュースしたケイタさん(ファッションクルマイサー)と、この演劇の話をしたときに、あまりピンとこないと言っていたのも心に残っています。
▼ケイタさんプロデュースのフリーペーパー「OVERTURE A.I.」
http://bit.ly/overtureai
▼Ping Chong’s ドキュメンタリー・シアター Undesirable Elements『生きづらさを抱える人たちの物語』(仮題)
http://bit.ly/PingChong
◎久々に参加のセルリアンタワー能楽堂の喜多村さんは、あらためて職場の話をしてくださいました。
セルリアンタワー能楽堂は、流儀に縛られず使え、キャパも200席で手頃なため、個人としての利用にも向いている。近隣だと、他には横浜能楽堂、国立能楽堂がどの流儀でも使える。
企画のシリーズとして、コンテンポラリーダンス✕能楽堂をテーマとした「伝統と創造シリーズ」があり、スタジオアーキタンツと、津村禮次郎さんとで進めている。
▼セルリアンタワー能楽堂
http://bit.ly/ceruleantower-noh
▼リハーサル現場に潜入! コンテンポラリーダンス✕能楽堂 異なるジャンルが創るあたらしい舞台(ガールズアートークの記事から)
http://bit.ly/girlsartalk-noh
◎最近海外で日本文化商売を成功させている中国企業「miniso」の話題に。
「miniso メイソウ」の話題。かなり変な日本語のパッケージの商品を販売しているのだけど、無印とダイソーとユニクロとソニプラが合わさったような店で、海外の日本人も結構便利に使っているとか(笑)
この日本語のいい加減さも、日本での英語やフランス語表記の奇抜さと比べると、まぁ、お互い様かも、という笑い話で落ち着きました。池袋や原宿にも進出しているそう(行く意味はないかもしれませんがw)。
▼バンクーバー店オープンを現地日本人がレポートした記事
http://bit.ly/miniso-vancouver
◎またもや、話題転じて、喜多村さんが今でもラジカセで音楽を聞いている(でも最近故障した)という話から、
セゾン文化財団の福冨さんが、中目黒にあるカセットテープ専門店「Waltz」を紹介。
創業者は、アマゾンが日本法人を作ったときの元社員で「 世界でひとつしかない店をやりたい」(アマゾンは手に入らないものはない店なので、その逆を行き)というコンセプトで、自身でコレクションしていたカセットソフトを販売したのがはじまりとのこと。
▼waltz | カセットテープ & レコード from 中目黒
http://bit.ly/waltzstore
さらに、修理なら今のラジカセブームの火付け役の松崎さんのところでやってくれるはず!ということで、松崎さんの情報をシェア。
▼デザインアンダーグラウンド
http://bit.ly/dug-factory
ということで、硬軟入り混じった話題豊富な朝でした。
2018/6/27 @両国門天ホール 5名参加
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【今後の予定】
7/4 PUBLIC HOUSE 渋谷
7/11 両国門天ホール(予定)
7/18 PUBLIC HOUSE 渋谷
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—今週のおすすめ書籍---
マイパブリックとグランドレベル ─今日からはじめるまちづくり
田中元子 (著)
http://bit.ly/mypublicandgroundlevel
一言コメント:大共感!まちづくりは1階から!
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