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新刊『日本に現れたオーロラの謎』

今年も涼しくなり、読書の秋がやってきました。拙著『日本に現れたオーロラの謎』の三校・タイポ修正が先ほど終わりまして、いよいよ本屋さんに並ぶのかと思うと(2020年10月31日発売予定)、本当に嬉しい!ということで勢いnoteを投稿します。オーロラの謎解きの話ですが、聖徳太子、藤原定家、本居宣長、タロ・ジロ・たけし、など有名人・有名犬・有名猫も登場します。寺田寅彦の随筆を参照しながら文理融合の在り方についても考察しましたので、ぜひ文系理系、双方への興味から突っ込んで頂きたく。

経緯としては、NHKラジオの日曜カルチャー「オーロラからみた日本史」で話した内容に、ラジオ番組ではカットされた内容などを補足して、この本『日本に現れたオーロラの謎』を書き下ろすことになりました。なので、昨年末にラジオ番組を聴かれた方も、聞き逃された方も、ぜひ手に取って頂ければ嬉しいです!

日本書紀1300周年の今年。日本最古の天文記録である「赤気」。この1400年前の事件の謎解きに関する本を出せたことは、日本人オーロラ研究者として冥利に尽きます。また、事実は小説よりも奇なり、と言いますが、たしかに私には、この本に書いたことよりも面白い小説が書ける気はしません。

さいごに、この本の要点については、以下のプレスリリースのウェブサイトに、ほぼほぼ、まとまっていますので、てっ鳥早く内容を見たい方は、ぜひご参照ください。本をミステリとして楽しみたい方にはネタバレになりますが、、ひとまず。


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