英国留学会議 IELTS編 ④|リスニング~9.0が実践する耳を育てる日常生活~
こんにちは
霧野してぃです。
私は2025年からイギリスのトップ大学University College Londonに入学します。出願用にIELTSを取得し、リスニングでは9.0を取得しました。
(純ジャパだし、良い意味で予想外の高スコア)
今日は私がIELTSのスコアを上げるため、ひいては海外大学で授業についていくために、どうやって「英語耳」を育てたか、まとめましたので、ぜひ読んでいってください!!
【IELTSリスニングの特徴】
IELTSのリスニングは4パートに分かれ、それぞれ
パート1 日常会話
パート2 モノローグ
パート3 3~4人のディスカッション
パート4 大学の講義
を聞きます。
ほとんどの問題が選択肢のなく、自由記述形式なため、スペルミスや、少しの聞き間違いが命取りです。
さらに、簡単なはずのパート1でも電話番号を言う際 "00" を "zero, zero"ではなく、 "Double O"と言ったり、名前を聞いて"スミスさんですね" "Smithで良いですか?” "違いますSmythです”なんてことがあったり、集中しないと聞き逃してしまうことが多々あります。また、Writing>Reading>Listeningの順番で行われるので、最後は集中力が下がりがちです。そのため、とにかく集中することが一番のポイントです。
余談ですが、Readingと同じく会話の流れと問題の順番が一致しているので、1問目の答えが2問目より後に流れることはありません。これは、けっこう優しいです。
(ただ、聞き逃してしまった場合はすぐに悟ることになります。。。)
聞き逃さない、集中力を保つため何するかというと、、、、
逆転の発想で、英語を聴くときに集中しなくてもいいようにすれば良いのです!それはズバリ、英語耳を育てるということです。
【日常生活で英語耳を育てる】
英語耳になれば、英語を聞き取るぞ!と身構えなくてもすーっと英語が入ってくるようになります。
また、先述の ”Double O" のような英語特有の表現は、使用場面で覚えるのが一番身につくので、過去問演習ではなく日常生活で学習することをおすすめします。
英語耳は下の3つに分類できると思います。
単語力 →その単語を知っているか
聞き取り力 →その単語を聞き取れるか
理解力 →その単語の文章中での意味がわかるか
これら3つを意識して、後述の学習をすれば、英語耳を育てることにつながります。
<単語力の育て方>
単語力はやっぱり単語帳!ですよね。私が単語帳で身につけた語彙はReadingを早く理解するのにも使いましたが、意外とListeningで発揮された気がします。
わたしが使用していた単語帳はこれです↓
ピンクゴールドの表紙に惹かれて買いましたが、
目標スコア別にGroup A~Dに分けられている点
同義語が載っている点
同義語は赤シートで隠れる点
(頭文字だけ黒いのも良い!)
例文で前置詞の組み合わせ等も覚えやすい点
などなど、本当に使いやすい単語帳です。
私の使い方↓
チェック印が2つある単語は2周したものです。1周目で分からなくても2周目ではわかった単語にはチェックが1つ、ついています。
私の場合、一日1ページ、夜寝る前に見て、次の日の朝にもう一度確認する
ということを試験の2か月前くらいから行いました。
私は知っている単語は飛ばして、Group A~Cを2~3周、Group Dを軽く一周しました。
(厚みのある本なので、使用前に20ページ程ごとに押し開き、強制的に開き癖を付けるときれいに使えます!)
<聞き取り力の育て方>
①イギリスのラジオを聴く
やっぱり聞き取り力はラジオ一択ですよね!意外とイギリス英語のコンテンツが少ないので、ならば現地のラジオを聴いてしまおう!という魂胆です。
よく勉強中に音楽を聴くのは良くないと言われますが、私は計算など集中力が必要な時以外は聴いても良いと思います。
私はイギリスのCapital FMを勉強中、ずっと聴いていました。Global Player という公式アプリで、聞くことができます。音楽はHarry Styles や Taylor Swift, Dua LipaなどのPop Music中心で、司会者のトークも面白いです。ちなみに、日本時刻 15時~19時くらいにCapital Breakfastという番組があるのですが、そのなかの"The Bong Game"というコーナーの賞金が半端ないです。どのくらい半端ないかはぜひ聴いてみてください。
②安定のTED-Ed
あとは、定番ですがTED-EdというTED TALKが手掛ける教育系チャンネルもおすすめです。5分前後で意味のあるコンテンツがあふれているので、何か興味をそそる動画が見つかるはず!
<理解力の育て方>
ふと思いましたが、理解力を高める直接的な勉強ってあるのでしょうか。理解力はこう勉強する!というものはなく、繰り返しの学習や慣れで身につくもののような気がします。
単語を知っていること+聞き取れること=理解力
という風にも言い換えられるかも?
なので、語彙を増やし、日常的にイギリス英語に触れて聞き取り力をつければ、おのずと理解力も上がるのではないでしょうか。
【おすすめの過去問サイト】
最後に、おすすめの過去問サイトがこちら↓
https://takeielts.britishcouncil.org/take-ielts/prepare/free-ielts-english-practice-tests/listening
British Council IELTS Practice Tests (上記と同一)が私のイチオシです。
他にも、「IELTS Listening practice」と検索するとちょっと怪しいのもあるけれど、無料の問題が出てきます。
(怪しくないと100%言い切れるのはBritish Councilかな)
【まとめ】
今回はIELTS編の第4弾として、Listeningについてまとめました。対策法をいくつか書き出しましたが、私的一番は単語帳です。スペルミスには苦い思い出があるので、綴りにも気を付けて繰り返し勉強したことがかなり身になったと思います。ぜひこれらの方法を実践し、英語耳を育ててください!皆さんが納得のいくスコアをとれるよう応援しています!
【最後に】
私の知っていることが誰かに必要な情報であるなら、ぜひその人まで届け!ということで留学のことやロンドンでの生活について、何かご質問があれば以下のgoogleフォームまでお願いします!