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Smart-IP株式会社

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Smart-IP株式会社について、代表取締役社長として考えていることや、会社のこれまでとこれから
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記事一覧

2024知財・情報フェアで「appia-engine」をお披露目してきました

先日、東京ビッグサイトで開催された「2024知財・情報フェア&コンファレンス」(https://pifc

湯浅竜
3週間前
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appia-engineに生成AI機能を搭載した

生成AIで変わる特許実務の現場 生成AIの普及により、様々な業界が次々と変革を迎えている。…

湯浅竜
1か月前
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Smart-IP社 創業記 その10 ~β版のプロダクト開発~

Smart-IP社は創業から数々の課題に取り組んできたが、中でも、β版のプロダクト開発は特に重要…

湯浅竜
1か月前
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経営合宿の進め方(3)

経営合宿について、3本目の記事を書いてみる(1本目はこちら、2本目はこちら)。最終回の今回…

湯浅竜
2か月前
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特許事務所の顧問契約について考える(告知あり)

はじめに 2024/7/30(火)に「創業6年で顧問先が累計50社 知財コンサルのニーズの最前線と、…

湯浅竜
4か月前
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Smart-IP社 創業記 その9 ~α版のプロダクト開発~

今回は「開発」について。「開発」と一口に言っても、その領域や論点は幅が広く、いろいろなス…

湯浅竜
5か月前
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Smart-IP社 創業記 その8 ~資金を調達する(後編)~

前編はこちら、中編はこちらから。いよいよひとまずの後編だ。 α版から、β版へ 当初想定していた3000万円の資金調達を大幅に超えて、シードラウンドではあるものの5000万円の資金調達に成功した。予想外とまでは言わないが、目標額の上限の調達ができたのはありがたかった。 appia-engineはニッチな知財業界向けのツールであることから、どうしても出資してくれる人・組織が少ないと思っていたのだが、これは嬉しい誤算だった。 また、α版の開発自体も、比較的リーズナブルに終える

値付けについて考える 〜特許明細書作成の単価とDX化の影響〜

京セラを創業し、KDDIを立ち上げ、経営破綻したJALを劇的に回復させた経営の神様、故・稲盛和…

湯浅竜
7か月前
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Smart-IP社 創業記 その7 ~資金を調達する(中編)~

無事、本田さんへのピッチを終え、人生で最初の資金調達が決まった。貴重な機会をくださった本…

湯浅竜
8か月前
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Smart-IP社 創業記 その6 ~資金を調達する(前編)~

会社の経営資源としては、「ヒト・モノ・カネ」が最小の構成要素だ。 「ヒト」は、優秀なボー…

湯浅竜
9か月前
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Smart-IP社 創業記 その5 ~MVVを作る(後編)~

前編はこちらから。Smart-IP社をどんな会社にするか、会社を定義するために、Smart-IP社のMVV…

湯浅竜
10か月前
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Smart-IP社 創業記 その4 ~MVVを作る(前編)~

どんな会社にするか。会社の中身を定義する ボードメンバーは揃った。箱としての会社もある…

湯浅竜
10か月前
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特許明細書の書き方が変わるかもしれない~スマートドラフティングという考え方とappi…

特許明細書の書き方が変わるかもしれない 弁理士は、これまで特許明細書をWord(Microsoft O…

湯浅竜
10か月前
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Smart-IP社 創業記 その3 ~ボードメンバーを選ぶ(後編)~

前編はこちらから。自分がCEOをやることに決め、他のボードメンバーの人選に着手した。 COO:佐竹星爾 COOは戦略参謀だ。三国志でいうところの諸葛孔明。大局観を持つことができ、戦略論の知見も深い人。また、最終的にユーザーにとって「価値のあるプロダクト」かどうかを判断する責任者にもなってもらいたいと思った。 そこで、一線級の弁理士で、ITに関する知見も多く、MBAの資格も保有し、戦略論への洞察も深い佐竹さんにお願いすることにした。佐竹さん自身が実務家であること、マネジメン