移動販売車の大きさの選び方は!?メリットデメリット記載!!
大きい車と小さい車どっちがいいの?お答えします!
移動販売に参入する人も増え、大小様々な車を見るようになりました。
今回は、
車は大きい方がいいのか?
小さい方がいいのか?
というポイントに絞って書いていきます。
結論から言うと、
商品によって変動する!
と言わざるを得ません。
ですが、小さい車で営業する場合でも大きい車で営業する場合でもそれぞれメリットデメリットが存在します。
それぞれのメリットデメリットを記載していこうと思います。
小さい車でやる場合
デメリット
作業スペースが狭くなる
商品数が限られる
軽自動車等を改造して移動販売車にした場合、
当然作業スペースが狭くなるので販売できる商品の数や種類等に制限が出てきます。
また、立ちながら作業できるだけの高さの確保も難しくなります。
仕事中は座りながら作業することなるでしょう。
座りながら仕事なら楽なのではないか?
と思われますがこれが想像以上に腰に負担を強いてきます。
長時間になると立っている方が楽なのです。
8時間営業でずっと背中を丸めたまま座り続けられますか??
なかなか難しいと思います。
作り置きして簡単に提供できるようにしておけるなら外に売り台を出して立ちながら販売できるようにすることを強くお勧めします。
先にデメリットを書きましたが、
当然小さい車だからこそのメリットもあります。
メリット
車にかかる初期費用が安い。
年間維持費が安く済む。
運転がしやすい。
普通の軽自動車と同じようなメリットがあります。
大きいトラックと比べると圧倒的に小回りが効くので普通の車を運転するのと同じような感覚で使うことができます。
さらに移動販売業という観点から見た最高のメリット、
それが、
出店場所が狭くても出店可能。
という事です。
大型車では出店できそうになさそうな場所でも出店できる可能性があるというのは、商売できる場所の候補が増えるという意味で最大のメリットと言えます。
天井が低い場所でもスイスイと出店できる!
店舗の幅が狭くて営業できる!
これは軽自動車ベースの移動販売車の圧倒的なアドバンテージです。
商材は限られてしまうかもしれませんが、一点突破でクオリティの高いものを製造していれば、商品数は問題になりません。
作業スペースの面を除けば初参入には軽自動車ベースの移動販売車が圧倒的におすすめと言えるでしょう。
大型車でやる場合
次に、トラックベース等の大型車。
デメリット
初期費用が高い
運転に慣れが必要
維持費がかかる
高さによっては保管場所が限られる
出店場所が狭いと営業できない可能性がある。
こう言ったデメリットがあげられます。
ですが、それを補って余りあるメリット当然あります。
メリット
広い作業スペースを確保しやすい。
商品数を増やしやすい。
立ちながら仕事できるので小型車より身体的負担が少ない。
大荷物でも搭載可能。
二人で作業できる。
車体の塗装などでアイキャッチが取りやすい。
など、出店場所さえどうにかなれば商売する上では圧倒的アドバンテージを得ることができると思います。
また、しっかりとした塗装等が施されていれば企業としての信頼度やブランディングと言った面から考えてもメリットを得やすいです。
高さがあるトラックベースはお客様へのアイキャッチも取りやすく移動中も目立ちます。プロモーション活動の一環としても効果的です。
初期費用等は軽自動車よりも遥かにかかりますし保管場所も選ぶ場合があると言えますが、仕事のし易さを考えると大型車で新規参入でも問題ないと思います。ただ、資本的な体力がないと大博打になるので注意が必要です。
何よりも大切なことは、
自身で扱う商品から車のサイズを選ぶことです。
身の丈にあったという表現はあまり好きではないですが、
販売する商品を増やせば増やすほど、何を売っているお店かわかりづらくなり、専門店というイメージから離れていきます。
そうなってしまうと、コンビニが競争相手として登場してきてしまい、勝率が下がります。
まとめ
あえて、商品数を絞ることで専門性を高め希少性を上げていく事をおすすめします。そのため、最初は軽自動車でスタートし、徐々に大きくする方法が一番ベストな戦い方だと言えます。
大型車で出店するならばより販売するための戦略と商品のブランディング計画を持って思いつきで行動しないことが大切です。
補足すると、
軽自動車でも天井を可動式にするウインチ等の機構を設け、
高さが変わるようにするなどの工夫を施してもいいかもしれません。
そうなると作業スペースは大して変わりませんが、導線がスムーズになることや立ちながら作業できることによって身体的負担の軽減ができ、狭いスペースにいることによって起こる精神的負担を軽減させることができます。
椅子を置かなくても済む分作業スペースも少しは広くできるかもしれません。予算に余裕があったりする場合はチャレンジしてみてもいいかもしれませんね。
以上が車を選ぶ場合のメリットとデメリットと言えるでしょう。
参考にしてみてください。
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