あなたは大丈夫?間違いなく失敗するお店の特徴。
それは………コンセプトのないお店!!
というわけで、コンセプトについてです。
お店を出店させるからには売り上げをあげたいと思うのが商売人としては当然です。
しかし、闇雲に出店させたからといって数字が上がるとは限りません。
なので出店先の候補の洗い出し方法としてコンセプトについて書いておきます。
コンセプトの重要性
コンセプトに基づく価値提供
実体験
コンセプトの重要性
過去の経験から言えることなのですが、いくら入場者数や利用者数が多くても1日に2万円も売れない場所があったかと思えば、
来場者数が少なくとも、1日に10万近く売るような場所もあります。
一つ300円や500円といった少額単価の商品を1人から2人の従業員で10万近く売るということがどれだけ大変かわかっていただけると思います。
この売り上げの違いはなんなのか・・・・。
それは自身の商品にあったコンセプトのもとに出店場所を選ぶということです。
例えば、テーマパークへの出店が決まっていたとします。
ここで、売れそうだからとソフトクリーム等の商品選択をしたとします。
しかし、これでは競合他社との戦いに生き残ることはできません。テーマパークなら当然他社もソフトクリーム系のものを出しているでしょう。
そんな中でただ売れそうという基準で勝負すればあっという間に撤退に追い込まれます。
だからこそ、大事にすべきは
コンセプトです。
なぜ、それを売るのか・・・。
基準をしっかりと定めておけばいいのです。
ソフトクリームで
どういった思いを届けたいのでしょうか?
どういった価値を提供したいのでしょうか?
ちゃんと考えておきましょう。
コンセプトに基づく価値の提供
商品によって与えられる感動なのか?
それとも接客によって与えられるオリジナルな体験なのか?
お客様にとっての価値基準は千差万別です。
正解というものはありません。
だからこそ、販売する側がしっかりとした行動基準を持っていなければならないのです。
実体験
参考までに僕自身がお店に立っていた時のコンセプトを書いておくと、
テーマパークやサービスエリア等の店舗に対しては、
思い出に彩りを
日常に溶け込んでいるなショッピングモール等の商業施設に対しては、
毎日に彩りを
という、
人の思い出を色鮮やかに飾り付けるような価値を提供できるようにと考えて店舗運営をしていました。
モノが溢れている日本では商品自身の価値だけで勝負はできないと考え、接客を徹底的に強化し、
サービスエリアのような旅行の道中によるようなところでは、移動途中で嫌な思いをされないように、
テーマパークのような目的地では、楽しい思い出を少しでも増やしてもらえるように、
スーパーマーケット周辺での店舗ではホット一息つけるような、
子供さんと親御さんの話題を一助となれれば・・・。
といった思いを持ち、そして皆さんの日々の活力の一つになれたらと思って営業していました。
この思い出に彩りをといったコンセプトを
例えば街のスーパーに持ち込んでもお客様からの共感は得られないでしょう。
逆にスーパーで受けるコンセプトを
テーマパークに持ち込んでも共感は得られないでしょう。
是非、
コンセプト
を大事にしてその考えに則ったお店づくりをして行ってみてください。
確実に結果が出てくると思います。
特に接客面はコストもそんなにかからず自分自身の心構えひとつでいくらでも変えられるので手始めに実行するのならおすすめです。
それから、ユニフォームにこだわっておくのも移動販売業をやるのならば一つの差別化になると思います。
どうしても、移動式の店舗というのは下に見られがちだなと感じていましたし、ラフな格好やエプロンをつけただけといった感じで細かいところを雑にしてしまって勿体無い業者さんも見かけます。
そういった細かい配慮がこだわりとなり、一つのバリューに繋がっていくというものだと思います。
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