オリジナル曲|虚ろな人 5 白瀬隆 2024年10月21日 12:40 あの娘は脚がないから綺麗な景色を知らないだから伝えようとした草原の夜明けを桃色と紺が滲んで風が抜けるのを映すそいつを柵にもたれて一人眺めてたのさとあの娘はそれが嘘だと知りながらキラキラと笑ってだけど本当はあまり僕に興味はないあの娘は耳がないから愛の言葉を知らないだからあの娘を抱きしめて好きだよってつぶやくこの胸の震えが少しでもあの娘に伝わればとあの娘は僕の鼓動をこめかみで感じようとするあの娘は少し歯に噛んで照れながら涙を流してだけど本当は他の誰でもいいと思ってるあの娘の悲しみに僕は触れられないあの娘の痛みには僕は触れられないあの娘は、この世界に絶望して生きてる無くした夢の数だけ腕の傷が増えてく残る傷跡の上新しい傷が刻まれる僕は希望を胸に傷跡を指で撫でるあの娘は虚ろに笑って人形みたいに抜け殻で絶望から抜けたいけど僕に力はないあの娘の悲しみに僕は触れられないあの娘の痛みには僕は触れられない~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~泣ける本格医療小説 キャンサーイート〜癌が喰う〜 2025年2月発売予定 詳しくは下記リンクより https://cancereat.blog メッセージはInstagramからお願いします。 この記事が参加している募集 #自由律俳句 32,103件 #詩 #ギター #詩のようなもの #歌詞 #自由律俳句 #ロック #オリジナル曲 #作詞作曲 5 この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか? サポート