【長編連載小説】絶望のキッズ携帯 第21話 ゲーム
ゲーム。確かにガキの頃は夢中になった。任天堂、スクエニ。素晴らしいゲームを作っていた。どこか道徳的だったり、今思えばプレイ時間がほどほどでクリアできるようになっていた。次を売りたかったという考え方もあるが、何より子供をのめり込ませたく無かったんじゃないかと思う。ある意味卒業しない方が良かったんじゃないだろうか。女漁りにのめり込んでからは道徳なんてなくなったし、全部で何時間かけて女たちを口説いてきたのか思うと絶望する。しかし得られるものもある。大切にするべき女を選ぶ基準ができた