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孤独はいつか溶ける、夏の氷のように


「孤独と共に生きる」とは、
それが正しい事でも
大人になるという美談でもありません。

あなたに残る1%の力で、
人の為だけに「祈る」からこそ
孤独というのは溶け始めていきます。

これまでよく頑張りましたね?
ですが、
やみくもに頑張る事は休憩して
あなたは祈りに集中してみましょう。

もっと自分を、

抱きしめたい
抱きしめたい
抱きしめたい

その素直さが心にストンと落ちた時、

あなたの孤独は
夏の氷のように溶け始めるでしょう。

孤独とは、
人生において
決して無くてはならないものでは
ありません。

孤独が大人のアイデンティティ、
という訳でもありません。

しかし
孤独の本質に気付けない人は、
きつい言い方をすれば、
独りよがりとはまた別ですが
「一生懸命に生きていない」と
言って良いと思います。

本当の孤独とは、
大人になったから訪れる訳ではなく、
生きる事の意味という訳でもなく、

努力や
お金や
学歴や
年齢や
理論を越え、
物質的な解決法ともまた別の、

「いわゆる過去」と「生き方」
によってでしか
孤独の塊は溶けてはいかないのです。

--

今のあなたは
世界一苦しい
孤独な闘いを続けている
かも知れませんね。

形なきものを
支えないといけない、
何とかしないといけない、

孤独と独りよがりを
分けるのは、
あなたがそこで、
自分よがりに
気付いているかどうか。

逃げ道のない
辛く険しい山を
食物を探し
彷徨い続ける一匹熊のように、
ただ腹が膨れ夢が叶えば
孤独は治まるのでしょうか。
治まるとしたらそれは、 
孤独とは違います。

何にも、
満足出来ない人が居ます。

お酒にも、
恋人にも、
配偶者にも、
仕事にも、
お金にも、
自分にも、
何もかも満足出来ずに
次へ次へと
欲望をむさぼり
繰り返してしまう。

道が、顔の向く方にしかないのです。
困ったら後ろを向く事がない。

後ろとはつまり、
自身の力で
過去なにを納得してきたか、
納得しても悩み、
試行錯誤し、
誰よりも深く頭を下げた、
恥の数の多さです。

後ろに何もないと、
あなたが
上手くいっても駄目でも
理由もその先も分からない。

若い時には
「堂々と失敗する」ことが、
中々難しいですね。
取り繕い格好つけるだけでは、
周囲の笑い声が
嘲笑にしか聴こえないのです。

--

夜空が黒く見えるのは、
あなたが恵まれないから
じゃありません。
 
苦しくたって良いじゃないか、
と私は思います。
心、狭まるとでもいうのか。

不満だ、と思ったら
それがあなたの器ということ。
人のせいに出来なければ、
あなたが不満を持つ事は
「心の力」によって解決出来ます。

生きていれば起きるのが、
「事(こと)」というものです。

起きてくる
現実の「事」とは、
意味としては、
「想念」に近いと思います。

四季が移りゆくような孤独の波は、
祈りによって平穏が訪れます。

祈ることで
あなたは今、
自分に対して納得出来るでしょうか。

人生を語れるほど
美しくも
誇れる訳でもないかも
知れません。

それでも祈って欲しい。

たとえ 
あなたがどれだけ苦しくても、
出来るのは、
祈るだけです。

ひとの幸せや長生きを祈り、
人や自分の過ちを許して下さい。

--

孤独というのは、
正面から向き合わなければ、
いつか熊の爪のように
また襲いかかってくるのです。

孤独とは、
常にそういうものです。

努力で無くなるわけではなく、
気付く環境と性根
があるかどうか、なのです。

家柄やお金や家族など、
目に見えるような
形ある何かに守られているうちは、
本当の孤独とは言えないでしょう。

あなたがもし
形ある全てを失い
絶望的になったとしても
生きていける何かを見つければ、
あなたの孤独は
夏の氷のように溶けていきます。

熊は逃げる者を襲い、
立ちはだかる者から逃げます。

--

何にも
満足しない人というのは、
欲しいものが定まらず
自分のしたい事を
自分で知らない人を
いいます。

孤独を完全に溶かしたければ、
孤独を知りましょう。

孤独を
満足いくまで知りたければ、
振り返ることの出来る
辛く苦しい過去を
沢山知って
無形の財産を築きましょう。

それが、
先ずあなたの出来る、
「孤独を癒し、知る方法」
では、ないでしょうか。

--

孤独と闘う皆さんを、
私は応援しています。
あなたが今どれだけ不幸せでも、
きっとあなたにも
満開の向日葵が咲きますよ。
それまで腐らないで欲しい。
そして腐りそうな時、寂しい時には、
またこの記事を読んで欲しいと思います。
大丈夫。

「あなた」なら、出来る。

--

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