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未知への寛容。

初めて会った時から終わりを見る。

終わりを想像して接する。

それは予定調和だから決めていた通りに

物事が進まないと不安になる。

想像する未来に作った枠組みの中で生きようとすれば

表面的に納得することはできても、

少し過ぎればそういう事実があったとしか

受け止めることはできない。

安定した楽しさを求めて失敗する未来を

避けるために作った設計図。

逆説的だけど予定不調和による失敗や不快な状況が

生じれば後から思い出して楽しめるんじゃないかと思う。

自分が予定調和に引き摺られた時にあえて設計図を

破るような事を相手に言いたい自分もいる。

内面で作られた仮想世界で行われる

シュミレーションは過去の経験の組み合わせでしかなく、

未知な経験をする事がコミュニケーションの

醍醐味なのではないかって。

過去を見返して何らかの情動が湧き起こるのは

予測していなかった事態に多いと思った。

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