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感想:『仕事に追われない仕事術 マニャーナの法則 完全版』マーク・フォースター 他一名

定時で退勤できていなかった状況を打破すべく、色々調べた先に出てきた一冊。やるべきことを整理し、実行していく際の手法が書かれており、自分に合った取り組み方の参考になります。

概要

人は理性よりも衝動が強く、衝動的に仕事に取り掛かりがちなので、システムを用いて行動を制御する必要がある。例えばマニャーナの法則では、新しく発生した仕事について、明日やることを基本としている。その日にやることを事前に決め、他の仕事はよっぽどのことが無い限り割りこませない。これにより、その日の仕事を無理なく実行していくことができる。ただし、翌日以降に先送りするにあたっては、時間を区切って個々の案件に集中して取り組むなどの工夫も必要である。

感想

衝動的に仕事を行なっていた自分には、目から鱗の内容でした。あれやんなきゃなー→お、メールの返信きた!こっち先にやろ!みたいなことが多かったため、一日の見通しが立たずに、毎日のように残業してました。早めに対応してるはずなのに、時間もたくさんかけているのに、仕事が終わらないんですよね。衝動的にやってると。
本書のようなタスク管理術は色々ありますが、自分には合わないなーと言っている人が多いイメージです。しかしそれは間違いで、組み合わせて使わないと力を発揮しないのがタスク管理術。マニャーナだって、その日やることを考えたり、明日やるとかの先送りをしたりする際に、業務内容を細かく分解してるんですよね。業務を細かく分解する技術は別になるので、そこが出来ていないとマニャーナどころではないということに。業務整理や時間配分を見直すなら、多様な方略を使えないといけないなと思います。

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