【ENL DAY2】企業家リーダーシップ②
テーマとケース
南アフリカ共和国の大統領、ネルソン・マンデラの半生からリーダーシップを学ぶクラス。ネルソン・マンデラについては、ノーベル平和賞を受賞した人という程度の知識しかなく、何をした人なのかどういう人物だったのか知らなかったが、課題の書籍と映画を観て、不屈の精神をもった偉人だと知った。
クラスのテーマは国家レベルの変革におけるリーダーシップとなっているが、彼の物語に触れて、何をテーマとするかは人それぞれだったのではないかと思う。
クラスからの学び
事前課題では、予習アサインメントの他に“自分が直面した危機”についてまとめてくるというものもあったので、公開のブログには到底載せられない自分の過去の体験をまとめた。講師とクラスメイトには共有したが、なかなかの反響をもらった。
クラスの中でのディスカッションでも考え込んでしまう場面があったが、マンデラの本の中で僕がもっとも琴線に触れたのは「変革の時はまず自分自身を変える必要がある」という一文だった。
また、自分が大事にしている原理原則を考える時間では、1年次に受ける子志系科目のLEVから変わらず、“自由であること”だと自分の中で再確認した。
ただ、自分の重要な価値観にもっと磨きをかける必要があるなと思った。自分が自由であること、他人の自由を尊重すること、全ての人が自由であること、これらの違いは何だろうか、そもそも自由とはなんだろうかと考えてみると、まだまだ浅いと感じた。
自分への落としこみ
前段でも書いた通り2つ重要な気づきと学びがあった。
・必要に応じて自分を変える
・自由という原理原則に磨きをかける
自由というのは、文字通り「自分に由る」ことだと思っていて、思いついたことを全部やるとか、全て自分の思い通りに事を進めて我慢しないことだとか、そういうことだとは考えていない。
自分に由るとは、自分を拠り所にするということ。何がしたいのか、なぜしたいのか、そういうものは自分の中にしか答えはない。自分と正対し、自分の中から出てきた答えに従うというのが、僕の考える自由だ。
だから、長期的に成し遂げたいことには短期的な自由を犠牲にすることもあると思っている。そして、ある局面では自分を変化させることも必要だと思っている。
とはいえ、自分を変えるというのは非常に難しい。マンデラは自分の信念のために、表情、言葉、態度、振る舞い、方法など色んなものを進化させていったが、あんなことが自分にできるようになるものだろうか…。
まずは自分の価値観を信念レベルにまで磨きをかけ、それから行動に落とし込んでいこうと思う。