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【あすか会議⑥】第5部分科会~1日目ラスト

■第5部分科会
「ライフスタイルビジネス~暮らしをビジネスにする起業家たち~」
<パネリスト>
天沼聰氏(エアークローゼット 代表取締役兼CEO)
石坂茂氏(IBJ 代表取締役社長)
山下智弘氏(リノべる 代表取締役)
山野智久氏(アソビュー 代表取締役社長)
<モデレーター>
九志尚太郎氏(TABI LABO 代表取締役)

概要はコチラ

ライフスタイルビジネスをテーマにベンチャー企業の社長達が勢ぞろい。
遊びの予約サイト、女性の普段着向けファッションレンタル、婚活から婚約まで総合的なサポートサービスなどなど。

IBJのみ上場企業で他は比較的若い企業ということで、「どう差別化してるのか?」「模倣困難性はなに?」「大手が参入してきたらどうする?」「競合にされて一番イヤなことは?」などの質問が会場から飛び交う。企業秘密に突っ込むような質問に対し、「ここはオフレコで…」の場面も多くサービス精神旺盛 笑。

そのため聞いた話もなかなかここで書きづらい中、印象に残ったキーワードは「経済報酬より意味報酬」「可処分所得、可処分時間、可処分精神」。

昔は可処分所得を狙って事業が組み立てられていたが、それが可処分時間、可処分精神へと変わってきているというような話だったと思う。(違ったかな?うろ覚え…)

第7部分科会でも感じたことだが、自分と同世代かそれより下の、ぱっと見そのへんにいる何の変哲もない兄ちゃんのような感じの人たちだが、経営においてはかなり考えているし泥臭いこともやっていて、人は見かけによらないなと改めて思った。

■夕食会
1000人超の立食パーティー。元々人見知りだが頑張って名刺交換。
アルコールの提供もあったが、このあとナイトセッションもあるためそこそこに控える。

■ナイトセッション
僕が選んだのは「成長し続ける起業家とは?」。
ネオキャリア代表取締役の西澤亮一氏を迎え、質疑応答形式でディスカッション。西澤さんはサラリーマン経験がなく、大学卒業後に仲間とネオキャリアを創業し約20年経営一筋(始めは副社長だったらしい)。現在では社員3000名を抱え、売上高は500億円。1978年生まれということで同い年かと思ったら、早生まれなので学年は1個上だということが判明。とはいえ41才でこの実績って…。
ナイトセッションは10名程度の少人数なので、色々と聞きたいことが聞けた。
「マーケットサイズは大きいか?競合は弱いか?いないか?」
「まずはニッチでトップを取る」
「夢や理念を語っても実利が伴っていないと説得力がない」
「伸びるマーケットは誰でも分かる。しかし大手は着手するまでに時間がかかる。早くできるのがベンチャーの強み。」
など色んな話があった。

自分もいくつか質問はしたが、そのなかで「今後会社を大きくしていきたいが、次の展開を決めあぐねている。どのような人材がいるといいか。」と尋ねると、「自分たちの会社より大きい会社を経験した人がいることが重要だと思う」とのこと。なるほど。会社が成長した時に起こることをすでに経験している人は確かに貴重だ。

そして、「社長とナンバー2は宇宙と蟻くらい違うという話を聞いたことがある。トップは(首の後ろあたりを差して)このへんにずっと重いものがのしかかっている感覚がある。それを理解してくれるナンバーツーがいるといい。」と、この話を聞いて気持ちが楽になる感覚があった。

とまあ、こんな感じで22時30分に1日目が終了。
翌朝は7時からパワーモーニングがあるというのに、このあと福岡校2019期の同期で飲みに出る。次の日は5時半に起きたので、3時間くらい寝たかな?次の日居眠りしてしまわないかなと思っていたが、その心配をよそに2日目もエキサイトな1日が待っているのでした。

介護サービスの会社を経営しながら、経営学を学ぶため大学院に通っています。起業前の13年間は特養で働いていました。介護現場と経営と経営学、時々雑感を書いています。記事は無料ですがサポートは大歓迎です(^^)/