【TCT DAY1】テクノベート・シンキング①
テーマとケース
セッションA
【テーマ】テクノベート・シンキングとは
【ケース】ケースなし※課題図書のみ
セッションB
【テーマ】アルゴリズム基礎①「ソート」
【ケース】ケースなし※課題図書のみ
クラスの学び
グロービスにはテクノベートという科目領域がある。テクノベートというのは「テクノロジー」と「イノベート」を掛け合わせたグロービスの造語で、このような科目がある。
テクノベート・シンキングのクラスでは、進化するテクノロジーに関する知見を自ら持ちながらビジネスを構想実行していくビジネスリーダーになっていくというねらいがあり、SE育成ではなく経営者としてのテクノロジーの理解ということがメイン。
とはいえ、アルゴリズムを学び、考え、(コードは書かないけど)初学者向けソフトでプログラミングも行う。
そもそも、システムエンジニアってどんな仕事?、プログラマーと何が違うの?アルゴリズムってなに?コードを書くこととは違うの?というようなレベルなので、まずは基本的な理解を予習した。
コードを書けなくてもプログラミングができるScracthというソフトを使い、課題図書を読みながら事前課題のプログラミングやフローチャート作成などを行ったが、普段自分たちが何気なく使用しているツールの裏側にはこんな計算が走っているのかと知らなかった世界を覗いた気がした。
アルゴリズムを理解しながら、自分で条件作って遊んでみるとけっこうハマる。こうやって作ってみるとゲームを作ってる人たちはかなり頭がいいがわかる。
また、実際にアルゴリズムを考えてみると、コンピュータは1から10まで指示してあげないとちゃんと動いてくれない。それに比べると、人間は無意識に頭の中でとても複雑なことをやっているんだなと思った。
実務への落とし込み
このクラスの学びで直ちに実務の何かを変えるということはできないが、普段使っているものの裏側にはどんなアルゴリズムが組まれているのだろうと意識することで、エンジニア的なものの考え方を少しずつ身に付けていけそうな気がした。
例えば、この記事を書いているパソコンにしても、日本語ローマ字入力となっている時、“T”の次に“A”が押されたら“た”と表示するという命令を出しているんだなと考えてみることで、世の中を構造的に捉える訓練にもなる。
さすがに今から自分自身がSEを目指すことはないが、介護テックの事業をやりたい気持ちもある。その時までに技術者と対等に話ができるくらいにはなっておこうと思う。